灯りのすり合わせ

s-2014-07-30 13.50.21

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

KJ阪神しつらえ編、リフォームした空間を上手に活かすには、照明器具の選択もとても大切です。今日、この部屋のメインとなる器具が取り付けられました。

 

阪神事務所からほど近いところにある、照明器具とインテリアのお店「flame」さんのペンダント(吊下げ照明)。「tarte(タルト)」という名前です。この春に竣工した池田の木想家で見て一目惚れ、即採用を決めたものなんですよ。

 

冒頭の写真は、今日取り付けた直後の様子。レールのようなものから、そのペンダントの線が出ていますね。今回はテナントビルのリフォームのため、照明器具の取り付けにはなかなか苦労しているのです。

 

天井を全て入れ替えれば、その中にある器具の配線もやり替えがきくのですが、それは賃貸のリフォームではなかなか難しい。仕上げだけをやり替えれば、当然器具の配線はそのままの位置に残ります。

 

しかし、新しい事務所のレイアウトから照明器具が必要な位置は決まってきます。そのふたつの摺り合わせの結果、ご覧のような設置の仕方になっているわけなんですね。

 

配線は一箇所しかない、でも付けたい器具は二箇所、それも全然違う方向へ。そんな時に活躍するのが、ご覧のレールのようなもの。スライドコンセントと呼ばれる器具です。

 

この一本のスライドコンセント上であれば、器具をいくつでも、どの場所にも付けられるわけです。今回このレールには向こう側にスポットライト、こちら側にペンダントを設置して、光がほしい方向への対応をしています。

 

今はスライドコンセントに取り付けられる器具も色々出ていますし、「引掛シーリング」と呼ばれる、器具を取り付ける相手となるジャックのようなものも、スライドコンセント取付タイプがあります。

 

ただ、問題は、同じスライドコンセント上の器具は、全てひとつのスイッチになる、というところです。スイッチを分けることができないのですね。しかしまあ、それは致し方のないところでしょう。

 

なお、このペンダントが付いているコンクリートの梁の右側の区画には、電気の配線すらありません。なのでここには、スタンドを置いて下から上へと照らす、という手法を使う予定です。

 

自由にできない中で、ほしい灯りと配線の現状とをすり合わせ、考えていく。このように「制約の中で方法を見出す」というのも、それはそれで楽しいものなんですよ。

 

まずは付けてみて、点けてみて、また器具を増やしたり減らしたり動かしたりして変えていく。フレキシブルな灯りの設えは、木の家づくりにもとても大切なことだと思う次第です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です