棚という収納

2014-08-15 20.10.18

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

KJWORKS阪神への引越し作業、本日さきほど完了いたしました。いやあ、なかなか疲れましたが、でもなんとか荷物もおさまり、設備機器もセットでき、あまりゴチャゴチャせずにまとめられたかと思います。

 

今回、デスクを置かずにテーブルで志事をし、その作業のための収納は全て本棚の中でおこなう、ということを課題としていました。「引き出し」というものがない中で、志事のための細々としたものをどう収めるか。

 

それは、私の志事の上での「暮らしの提案」とも直結する話なんです。最近、あまり収納というものを極端に造り込みすぎないほうが良い場合もある、そう考えているので、あえてオープンな本棚をどれだけ「収納」として使えるかを自ら試す、という意味があるんですね。

 

そのための「収納補助グッズ」を色々と今回取り入れ、活用しています。IKEAのファイル・ケース、無印良品のラタンBOXなど。そして「収納の巣」の「ONE’S LIBRARY」シリーズも。

 

これは、オフィス業務に必要な細々したモノたちを入れるケースが、そのままパタンと閉じて本の形になるというもの。私も今回の計画の中で初めて知りましたが、なかなか面白い。

 

要するに、引出しの中を平面的に仕切るように、立体的に収納のスペースを小分けにしておき、それを「本型」に閉じて見えなくしてしまう、そういう考え方の収納補助製品なのです。

 

そういったグッズのサポートを得ながら、ただのオープンな本棚が、徐々に「見えない収納」として機能し始めました。冒頭の写真を見ていただくとわかるように、「見えない収納」と「飾り棚」がひとつになった感じに仕上がっていますよ。

 

これが実際使ってみてどうなのか、それはまだこれから検証のスタートです。でも、少なくとも見ていて楽しいし、「これなら使えそうかな」と思えるところまでは、設え、整えることができました。

 

ちなみに、もう一点こだわっているところがあります。それは「樹脂の排除」。この写真に写っているプラスチックは、電話機とその後ろの照明スイッチ、そして本棚の上に少しだけ見えているエアコンくらいでしょう。ティッシュの箱でさえ、鉄で出来ていますから。

 

そういうことに気を使うことで、部屋の「質感」が整ってくるのです。手前の楡のテーブルと、Jqualiaさんからお借りしている木の椅子「DC09」と並んで写っていてもバランスが取れる、そんな部屋でありたいですから。

 

なんとか今日で引っ越しと片付けも終わり。オープンは明後日ですが、実は明日、一足先にお客さまがみえるのです。阪神地区で家づくり計画を進めておられる方が。

 

いよいよ事務所として、稼働のとき。素材のこと、間取りのこと、収納のこと、家具のこと、窓まわりの設えのこと、どれをとっても私がお客さまにお伝えしたいことが、かたちになっています。

 

それをご来店のお客さま方にどう感じていただけるか。怖くて楽しみな、引っ越し完了の夜なのです。


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