ごせんぞの合図

2015-09-20 09.30.06

〈清々しい風と青空のもと、久しぶりに祖父母たちに会ってきました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

世間ではシルバーウィークという新しい名のついた連休ですが、私は変わらず志事をしています。でも今日は、朝一番から家族でお彼岸の墓参に行ってきました。とても良いお天気で気持ちがいい。

 

春と秋のお彼岸に行く祖父母と伯父のお墓参り、場所はこのブログにも何回か書いたことのある、松原市の古刹、融通念仏宗の来迎寺さんです。

 

この来迎寺さんの門前にも、そして境内にも、いつもこの時期は彼岸花(曼珠沙華)が咲いています。でも今年はちょっと遅目なのか、まだ蕾のものもありました。

 

この彼岸花、田んぼの畦道によく咲いていて、それが秋の風物詩のように感じられるものですが、でもこのお寺周りでも段々とそんな田園風景が減ってきているようで、ちょっと寂しい気もしますね。

 

田んぼの畦道は今もですが、かつてお墓が土葬だった頃には、お墓にもたくさん植わっていたそうです。どちらも理由は「土を掘り返されないようにするため」だとか。この花は、根も含めて有毒植物なんです。

 

そんなことをつらつら考えながら、今日もお墓の掃除をし、線香を上げ、手を合わせました。美しい花が既にお供えしてあったのは、おそらく私の両親か伯母の手によるものでしょう。周りの皆さんも、彼岸の入りに花を供えに来ておられる。

 

ここ一月ほどの私は、自分自身の生き方というものについて色々考えたり、そのことと無関係とは思われない、驚くような不思議なことがあったりして、ちょっと心が揺れ動く感じがしていたのでした。

 

なので今日は、それを素直に祖父母と伯父に語りかけるような気持ちで、手を合わせてきたんです。心のなかで色々と話しをし、「見守っててな」とお願いすると、少しは落ち着いた心持ちになれた気がしました。

 

ここに何度も書いていますが、私はおじいちゃんっ子、おばあちゃんっ子だったこともあり、祖父母は常に見てくれていると思っています。とは言え普段話しかけたりはしませんので、こうした心情を吐露する時間も時にはあったほうがいいですね。

 

ちょっとほっとして空を見上げたら、抜けるような青さと清々しい風。ここのところめっきり涼しくて、過ごしやすくなってきましたが、もうお彼岸なんですもんね。「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当によく言ったものです。

 

そして、この時期にちゃんと地中から芽を出し、わずか一週間ほどで赤い花を咲かせる彼岸花。ちゃんと計ったように土の中から現れるその姿はまるで、「たまにはご先祖を想え」というあちらの世界からの合図なのかも。

 

そんなことが、今日の私には何だかとても強く感じられた次第です。

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