森の工作

2015-10-12 10.44.25

〈小国ツアーには見学の時間だけでなく、森の素材でつくるというワークショップもあったのです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

二日間にわたった木材の故郷を訪ねる旅を終え、通常の業務に戻りつつ、思い出いっぱいの写真を整理したりしています。今日はそのツアーからもうひとつ、楽しい「森からのおみやげ」のことを。

 

今回のツアー初日、KJWORKSがお世話になっている製材所である小国ウッディ協同組合さんの製材工程を見学した際に、それと合わせて楽しい「工作体験」の時間があったのでした。そこで私がつくったのが、冒頭の写真のモノです。

 

樹の枝を輪切りにしたものや、もっと細い小枝をつかって、虫をつくってみるというワークショップ。ご参加の皆さん、見本のカブトムシやクワガタを見ながら、用意してくださった材料で思い思いに色んな虫をこしらえておられましたよ。

 

私はKJWORKSスタッフですので、本来は皆さんのサポートをすべきところ。しかし、小国ウッディのスタッフの方々が丁寧にご指導くださっているのをいいことに、自分もかなりのめり込んでつくってしまいました。何度も小国に来ていますが、この「森の工作」は初めてです。

 

先生による見本には、日本のカブトムシと、それから外国の「ヘラクレスオオカブトムシ」が。それを見て、私もちょっと違ったのをつくってみる気になったんですね。これ、記憶だけを頼りにつくった、「アトラスオオカブトムシ」のつもり。角はこんなんだったかなあ、と思いながら。

 

どちらかというと私、こういう工作はあまり得意ではありません。少年時代も夏休みの宿題に苦労した方です。しかし小国の森からやって来た素材は、触れているだけでも楽しい。他の皆さんも同じく、すっかり童心に帰ったご様子でした。

 

胴体は桜の枝で統一して、角はこういうカーブの枝をこう切って、残りを短く切って目玉にしよう。足は前を長めにして角が持ち上がるように、などなど、考えだすともう周りは見えません。こういう時、すぐに時間が経ってしまいますね。

 

出来上がって周りの作品を見ると、個性あふれる可愛らしい虫達がたくさん生まれていました。かんなくずを羽根にしてトンボをつくった猛者もいて、みなさん発想が面白い。みなさんそれぞれに、良い想い出になったのではないでしょうか。

 

ちなみに帰ってきて今日アトラスオオカブトムシを調べたら、だいぶ違っていましたが、角の数は合っていました(笑)。

 

森の恵みを使って自分で考えて工作したモノは、普段の自分と彼の地とをつなぐ、最高の記念品ですね。ワークショップを設えてくださったスタッフの方々に心から感謝しつつ、木のカブトムシを眺めています。


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