父の言葉

2015-10-10 16.45.28

〈自分の「営業のしかた」をなぞってみた今日、子供の頃から聞かされ続けた言葉が出てきたんです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は月初めの月曜日。昨日に引き続いてKJWORKS本社で、会議の日でした。その一番最初は、営業担当者によるミーティングからスタートです。

 

私は普段離れて活動していますので、月に2回、こうして他の皆とそれぞれの家づくりの状況ややり方を話して情報共有する中で、役立つこともたくさんあります。また、私のやっていることが他の皆に役立つこともあるでしょう。

 

今日も、話をしながら、自分がこの1年2ヶ月でやってきたこと、今気をつけていること、日々実践していることを考えなおしていたんです。そうしたら不意に、意識に浮かんだ言葉が、いくつか。

 

それは私の父が、私が小さい頃からずっと、口癖のように私に教えてくれた言葉たち。その中で、特によく聞いていたものが、3つあるんです。それらが今日いきなり、頭の中にふっと思い出された次第。

 

ひとつは、「継続は力なり」。

ひとつは、「損して得取れ」。

ひとつは、「生きた金を使え」。

 

「ああ、また言うてるわ」と、特に20代の頃は思っていましたね。あまりによく使うので、ちょっと辟易していた感もあります。若輩サラリーマンだった自分には、よくその意味がわからなかった言葉たち。

 

でもこうして自分自身の力で志事を回していくようになった今、父が当時言っていた気持ちが、その時よりはよくわかるように思います。若くして事業を起こし、ずっとやってきた商売人の父が、長男である私に伝えたかったであろう、商いの心が。

 

そして、今日頭に浮かんだこれらの言葉をもう一度眺めてみたとき、その真意は別にして、ちょっと「えっ」と思ったんです。昔聞いたそれらの言葉が、いまの私の行動基準や考え方に、驚くほどしっかりと根を下ろしている、そのことに。

 

ああ、まさに継続は力なり、です。父はそれも考えて、私の中にこうした言葉を植えつけたのでしょうか。そうではないにせよ、それは息子の私に覚えてほしかったこと、自分自身が商いの中で培った智慧だったのでしょうね。

 

親から子への教え、それも声に出して伝えた言葉は、親が思う以上に子どもに響いているものなんですね。振り返って今、私自身が子どもたちにそうした言葉を送ってあげているか。もっと考えて言葉を伝えてあげないと。そんな反省も脳裏をよぎります。

 

冒頭の写真は本文とは関係なく、先日の小国ツアーで見た、250年生の杉の巨樹。これほどの先達ではないにせよ、父は私より27歳年上の人生の先輩、親として尊敬できる、先輩です。

 

営業ミーティングの話から、今日はなんだか昔を想い出す時間でした。近いうちに、久しぶりに父とそんな昔の話をしに行こう、そんなことを今、思っています。


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