ハレの切り絵

2015-10-22 09.48.02

〈繊細な細工をほどこした「ツケマ」に、思わず感嘆の声が漏れた今日の講座の時間でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は、KJWORKS阪神の木の空間に、また新たなクリエイターの方がお見えになりました。月一回、第4木曜日で定例になっている、ユーミさんのメイクセラピーのゲストとして、お越しくださったんです。

 

冒頭の写真の奥に立っておられるのがその方、ChokiMakiさんです。そして今日は、彼女の作品による「ツケマ」のセミナーだったのでした。写真はご参加の方が、作品を見て選んでおられるところ。

 

ChokiMakiさんの作品とは、紙を使った「切り絵」のツケマなんです。写真でもわかりにくいと思いますので、以下、彼女のブログから拝借した画像にて。

chokimaki

 

おわかりになりましたでしょうか。ツケマとして「切り絵」を使っているんですね。今朝さいしょにユーミさんが来られた時、そのまつ毛についているこのような細工物を見て、思わず声が出ました、「ふええ」と。

 

私は男ですので、そもそもつけまつ毛というもの自体、全く実感がもてません。ましてや、このような紙細工によるツケマとは。そういうものがこの世にあるという事実そのものに、驚きました。

 

しかし、落ち着いてよく見ると、その切り絵細工の実にこまかいこと!これはまさにアートだ、そう思ってみると、不思議と眼に馴染んで見えるのです。いま街がハロウィン色になっていることもあるのでしょうか。

 

自分がそういうツケマをしたいというわけではなく、かなり純粋にそのアート作家としての才能に感服しました。そうして、ふと以前ここに来られた同じく紙の作家さんのことを思い出したんです。

 

それは、ペーパークイリングのこじゃるさんです。この3月、このブログにも「素材に吹きこまれたもの」と題して採り上げさせていただきました。彼女の作品もその細かさと、その表現の豊かさではすごいものがありましたから。

 

なので、ChokiMakiさんにも「こじゃるさんって知ってます?」とお聞きしました。残念ながらご存知ではありませんでしたので、ユーミさんと二人で、その「きっとわかりあえる二人」について説明をしていた次第。

 

その用途はとても現代的なものですが、しかしその細工のあり方、この繊細きわまりない技術に、私はとても日本的なものを感じます。こじゃるさんのペーパークイリングも同様でした。

 

同じ「ものづくり」を生業にするものとして、自分が利用しないものでも、こうした非常に繊細で詩情豊かな美しいものをつくるわざには、素直に共感を覚えますね。

 

今日はご参加の皆さん、この繊細で美しいツケマを使って、いつもと違うハレの日のご自分を演出しておられたように見えました。そんな女心を浮き浮きさせるようなアート、見ていて私もとてもハッピーな気分にさせてもらえた時間でした。


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