とどけ、西へ

2015-11-06 13.53.26

〈芦屋を起点としてKJWORKSの家づくりが西の方へと広まっていく、その責任とありがたさを感じます。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は姫路へ打合せに行ってきました。9月に「器はどうあれ」と題してこのブログに書いた、鉄骨造の倉庫の2階を「木の事務所」へとリフォームする計画、あれは姫路でのお話だったんです。

 

鉄骨むき出しのがらんどうの倉庫の中に、無垢の木と漆喰で出来た空間を設えていく計画。その後図面をつくり、今日はお施主さまにその内容をご説明し、使う側からの細部の検討をお願いしてきました。

 

KJWORKS阪神支店がある芦屋を起点に、木の空間づくりが西の方へと広まっていくのは、とても嬉しいこと。しかし、箕面市にある本社からの施工の動きでは、さすがに姫路へは遠すぎますね。

 

なので今回は、本社の方の了承を得て、近い場所から動いていただける、同じ木の家をつくるビルダーさんとのコラボレーションに。明石市にある工務店さんとタッグを組んで、私の考える木の空間を一緒につくりあげていく志事になります。

 

一方で図面からの見積作業を進めていただきつつ、施主とも計画の中身を詰めていく、今はそんな状況です。そこがひとつに収斂したころ、今月20日頃から、着工となる予定。

 

打合せを終えて、今日は少し時間があったので、お城へと足を伸ばしました。白く壮麗な姫路城を見ながら、遠くへ来ているんなあ、という感情、ここで木の空間をつくることができるんだ、という感情を味わっていたんです。

 

お城の前の広場では、鑑賞菊がたくさん展示されていました。それを見て、あ、おじいちゃんも応援してくれてるのかな、と思ったりもしましたね。私の祖父も鑑賞菊のつくり手だったので。

 

お城を観ながら感じたことですが、木の家づくりとひと言でいっても、そのつくり方はさまざまです。「つくる技術」も無論とても大切ですが、その技術をどう活かすのか、その技術を使って何をつくるのか、そうしたソフトの部分も同様にとても大切ですね。

 

おこがましい言い方かもしれませんが、私の使命はそのソフトの部分を担うことだと思っています。その場の特性を活かし、お客さまの希望を聞き、素材を選び、間取りを練り、三次元空間へとまとめあげていくこと。

 

それを善しとしてくださるお客さま、私が構想する空間を好きと感じて下さるお客さまがおられる限り、KJWORKSの拠点から離れていたとしても、その空間づくりのお手伝いをしていきたい。そう想います。

 

とどけ、西へ。ひろがれ、西へ。私が考える素晴らしい家、ずっと永く住み続けられる木の家、木の空間がさらに広く受け入れられること、志事をさせていただけることを夢見つつ、今日は姫路城の雄姿を見上げながらそう想っていました。

 

姫路での志事は、きっとその最初の一歩になることでしょう。お客さまに喜んでいただけることを第一に、さらに精進いたす所存です。


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