街のなかに

2015-11-29 15.12.20

〈お客さまと木の家の外観ツアー。それぞれの想い出とともに見比べる時間でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は午後一番から、「お家の勉強会」という連続講座の最終回が開催されました。家づくりの現場を連続して何度も見学し、そして最後にその家の完成を見る、というものです。

 

そこにご参加の、これから家づくりの実施設計をご一緒していくお客さま。今までも色んな勉強会にご参加、KJWORKSの家づくりの技術についてはご理解をいただき、「これからは完成した家をいくつも見たいです」とのお話。

 

今日はそれを受けて、完成した勉強会のお宅をまずじっくりと見て、その後は既に住まわれている木想家の外観をいくつも見て回り、同じ木の家でも素材や色彩によって街の景観の中でどう見えるのかを学ぶ、というプログラムを組みました。

 

見学会のお宅がある吹田市で、その他に2軒、そこから移動して池田市内で2軒、合計5軒の木想家の外観ツアー。私の車に同乗いただき、順に見てまわりながら、竣工時期や外壁の材料、家のつくられ方と見え方などについてご説明をします。

 

冒頭の写真は、今日の4軒目に見た木想家。公園の緑を借景に、庭の楓の木も美しい、2階リビングのお宅です。今年は紅葉の時期がずれているようで、こちらの楓もまだ紅くなってはいませんでした。しかしいつ来ても、素敵な味わいを醸し出していますね。

 

他の家々も、それぞれに周囲の風景の中に、その姿で穏やかに主張をしてくれていました。素材の風合いも年月を経てさらに良くなり、時間とともに味わいを深める木の家のよさを感じさせてくれます。

 

5軒とも少しずつ違う雰囲気で、我ながらなかなかよいセレクト。見て回ったお客さまにもとてもよい比較になったかと思います。そして私も、それぞれの家をつくっていた時の回想も含め、とても感慨深い時間になりました。

 

一軒一軒が、土地に合わせて、住まい手に合わせて違う間取りであるのは当然のことですが、外部のつくり方も、その時期によって色んなことを考えながら、「より良く」という想いでつくっていたんだなあ、そう感じていたんです。

 

常に同じ「よき暮らしの実現」、「住み続けられる家づくり」を目的としながら、その時々の良き技術や知恵を取り入れ、少しずつでも進化していくことこそ、家づくり工務店の使命のはず。そしてその使命を感じつつ、街の中に、木の家をひとつずつつくっていく。それぞれの家のつくりを進化させながらその数を増やし、街の景観を少しずつ変えていく。

 

今日は木の家の外観ツアーで街を巡りながら、地域社会の中での自分たちがしていることの意義を想い返す私だったのでした。


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