光を盛るうつわ

2015-12-08 13.16.27

〈気になっていたうつわのお店の展示。いつもと違う、でもどこか似通っているその雰囲気を愉しみました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は、KJWORKS阪神の「木の空間」ではアロマハンドセラピスト育成講座が開催されていました。その間に私は、住まい手さん宅をはじめ、あちこち移動する一日でした。そしてかねてより行きたかった場所へも。

 

冒頭の写真がその場所。阪神芦屋駅近くにあるうつわのお店「bonton」さんです。店主横井さんのセンスが素晴らしく、私も何度かうつわをいただいているお店。ここで先週末から「akari展」がやっているのでした。

 

横井さんがおつきあいしてらっしゃるうつわの作家さんが、照明器具のシェードをつくり、それを店内にいっぱい吊って展示するという「akari展」。聞けば2年に一度の開催だそうで、貴重な機会。

 

うつわもいつも楽しませていただいていますが、私の志事である家づくりになくてはならない照明器具の展示ということで、これは見逃すわけにはいきません。お邪魔してじっくりと鑑賞させていただきました。

 

「ペンダント」と呼ばれる吊下げ照明がずらりと並び、台の上にもいくつも置かれています。作家による陶器やガラスのシェードの器具がこれだけ揃うと、なかなかの壮観ですね。どれもつくり手の個性が感じられて、味わい深いものばかりでした。

 

7組の作家さん、それぞれの持ち味を感じながら、色々とお話をお聞きしました。私は今日ゆっくりと観せていただいただけでしたが、展示の初日には、「買いたい」と狙いをつけたお客さまが真剣なまなざしで選んでおられたそうです。

 

私も家づくりの中で色んな照明をご提案しますが、こういうしっかりした個性のある灯りも、家の中のポイントとしてお客さまが選んでいいと思います。まるでアートを飾るように楽しめる灯り。家の中のアクセントとして楽しむこうした灯りは照明器具メーカーには少ないので、工事としては根元の「引掛シーリング」までで止めておくことも多いですね。

 

見ながらお話をしていて、「照明を点ける点けないで、すごく雰囲気が変わるんですよ」と教えてくださった横井さんに、私は何だかピンときて、思ったままに答えました。「うつわが、うつわだけで見る時と、料理を盛って見る時で、まるで違うのと一緒ですね」。

 

そう、まるで「光」という料理を盛ったうつわのように、これらのシェードはその味わいを変え、違った魅せ方をしてくれるのです。それを見ていて思いました。きっと作家さん方も、つくっていてそれが面白いのではないかな、と。

 

光を盛るうつわとしての照明シェード。なんだかとても素敵な例えだなあ、と自画自賛しつつ、たっぷり楽しませていただきました。光を盛って暮らしを愉しむうつわたち、展示は13日(日)までです。皆さまも是非、その盛り付けの妙をご覧になってくださいませ。


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