くらしのなかの公私

2015-12-13 10.11.06

〈いつもよりずっとすっきり片付いた我が家。たまに人を招くのもよいものですね。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は日曜日。土日が一番忙しい私にしては珍しく、朝ゆっくりさせていただきました。というのは、私の自宅にお客さまがみえることになっていたからです。

 

奥さんの同僚、というか、同じ保育士仲間の友人が、ご家族で来られました。それも、この家を見に。そういう方は滅多におられないので、何だか嬉しいやら恥ずかしいやら、ですね。

 

その方も別のつくり手による木の家にお住まいなのですが、今回ちょっとリフォームを考えている、と。その参考に、同じような木の家に住んでいる自分の友達である奥さんに白羽の矢が立った、ということのようです。

 

我が家には子どもたちの友人以外のお客さまはほとんどありません。今日は久しぶりに大人のお客さまということで、いつもよりだいぶ綺麗に片付けをし、失礼なくお迎えできるよう頑張りました(笑)。

 

実は私も、たまに住まい手の方に、こんな風に言われます。「山口さんが来られる、となると家を綺麗に片付けることになるから、時々来てね」と。そのお気持ちが、今日はよくわかりましたね。

 

お客さまをお迎えするというのは、日々の暮らしのなかの、ちょっとしたパブリックな部分です。どうぞいらしてくださいとお招きする以上、失礼のないように、そして心ばかりのおもてなしをしたい。実際に出来ることよりも、そういう心をもつことが大事だと感じます。

 

昔の家には「応接間」とか「客座敷」というのがあって、家の中の公私が区別されていました。でも、家の面積配分から言って、今の暮らしの中では、そういうハレの部分ではなく、ケの部分たる「家族の間」をこそ充実させる方が現実的です。

 

そうした家のつくりをしつつ、しかし時々あるこうした「暮らしのなかのハレ」、公の部分を意識し、お客さまに心地よく過ごしていただくための備えを組み込む。家づくりのそうした工夫も大事だな、と今日は改めて感じた次第。

 

なお、今日来てくださった奥さんの友人ご家族、とても我が家を気に入ってくださり、「ぜひリフォームの提案をしてほしい」というお話になりました。それは嬉しいことですが、つくり手に頼まずKJWORKSに、ということには、少し複雑な気持ちもありますね。

 

つくり手と住まい手との永く良好な信頼関係が一番ですが、それが難しいというご判断もあって、今日はKJWORKSの木想家である我が家にお越しくださったのかなあ、とも思いました。

 

己の鏡ともしなければならないこのお話、次回は私がお伺いしてリフォームの提案と続いていきます。木の家の公の部分からいただいた志事、恥ずかしくないようにきちんと全うしていく所存です。


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