はじめの分岐点

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〈間取りアドバイザーとして、家の「セカンド・オピニオン」のプランをご提案する志事、お受けします。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日、KJWORKS阪神のHPに「間取りアドバイザー業務」のページをアップしました。そして、そのお知らせも。先日「間取り屋はじめます」としてこのブログにも書きましたが、その具体的な内容の掲載です。

 

先日のブログは、そのきっかけとなったお客さまからのありがたいご依頼のことを書きました。そして今日の冒頭の絵は、実はそのお客さまのために私がつくった、間取り屋としての初めての志事です(※お客さまにはもちろん掲載の許可をいただいています)。

 

今日上げたページの方にも書いているのですが、私は「間取り八割」だと思っています。土地を決め、家を建てるにあたって、よい間取りで決めることが出来れば、その家づくりは八割がた成功している。それほどに間取りは重要だということ。

 

土地の中で、どこを家にし、どこを駐車場にし、どこを庭にするか。土地のもち味、よい周辺環境をどう取り込むか。陽当たり、風の流れはどうか。部屋数はどうするか。人の動きはどうなっているか。そうしたことを全て考え、取捨選択しながらつくる「間取り」は、家づくりの最初の分岐点に他なりません。

 

その分岐点で間違った道を選んでしまうと、なにしろ根本的な部分ですから、そこから先で修正することが非常に難しくなってしまう。部屋の仕上げをどうするかとか、キッチンはどんなタイプにするか、というのとは、次元の違う話なんですね。

 

しかし実際には、その大元の分岐点での検討がかなり疎かになっていることも多いと感じます。何千万円というお金をかけて家を建てる、その成否を左右すると言っていい「間取り」に、もっと選択肢をご用意できないか。そう想うんです。

 

もちろん、私の想う「良い間取り」と考え方の違う人もおられると思いますが、そこを共有できる方であれば、きっと土地とご家族にとっての良い間取りをご提案できる。えらそうですが、その自信はあります。

 

そして今回、私の想う「良い間取り」をHP上で表現するのに、色々と考え、アドバイスをもらったりして、こう書きました。「よい『気』の流れる家」と。

 

敷地がもつ良いものを取り込める家、ワンルーム感覚で広々と暮らせ、風通しのよい家、子どもたちが走り回り、家事もしやすい回遊動線の家。KJWORKSの家づくりで「良い間取りの家」の考え方はいくつもありますが、それら全てに通じるものは「よい気が流れ、循環する家」となる。

 

そうした想いに共感いただける方が家づくりでお悩みの時、工務店としてのお手伝いは出来なくても、設計者として家づくりの「はじめの分岐点」にご協力ができれば、こんなに嬉しいことはありませんね。

 

ちなみに冒頭の絵の間取りは、ハウスメーカーさんのプランを、当初のものから大きく変貌させました。全て私の絵の通りでなくても、その思想が分岐点の進み方のお役に立てた。お客さまのこれから何十年の暮らしのお役に立てた。

 

それは間取り屋冥利につきるお話であり、またもえらそうではありますが、この志事の社会的意義を改めて感じている私なのです。


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