波止場の大晦日

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〈宮崎での大晦日は、船を眺めて想いに耽る時間でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり、暮らしのプロデューサー、山口です。

 

いよいよ2015年も今日でおわり、明日はもう2016年ですね。私の大晦日は例年通り、昨日から来ている宮崎で暮れていきます。

 

今日は義父母や家族、義兄弟たちと、新年の用意や買い物を。それらを終え、部屋のカレンダーも張替えて準備を整えたあとは、少し散歩を。

 

前回の夏の帰省から、フェリーで帰ることを始めました。夜に出て朝に着くのは思ったより便利だし、2等寝台という二段ベッドでの夜も、なんだか「旅」という感じがして私は好きです。

 

昨日の朝はすぐに港から移動してしまったので、今日は散歩がてら、ちょっと歩いて船を見に行くことにしました。宮崎港までは、実家から30分ほどです。

 

フェリーターミナルの手前に海浜公園があるのは知っていたので、そちらから港に近づいていくと、現れたのが冒頭の光景。神戸三宮港と宮崎とを結ぶ宮崎フェリー「こうべエクスプレス」です。

 

昨日私たちが乗ってきたのが「みやざきエクスプレス」。2隻の船が、交互に両港を往復しているんですね。今朝着いたこの船は、一日かけて出港の準備をしているところ。

 

前は大阪南港と宮崎とを結ぶ便がありましたが、今はもう神戸発しかなくなってしまいました。ちょっと不便ですが、神戸での時間も含めて旅と考えれば、それもまた楽し、ですよね。

 

しかし、こんな風にフェリーが松林の間に見えている光景なんて、関西にはちょっとない感じですね。宮崎の海岸線沿いは昔、延々とまさに果てしなく続く松林の風景だったと言いますから、開発が進んでもまだまだたくさん残っているんです。

 

私は海や船はどちらかというと苦手ですが、でもこうした大きな客船のある風景というのは、とてもいいですね。ゆったりとした旅の時間の象徴とも言うべきその姿を樹々の間に眺めながら、しばし今年の自分、来年の自分について想いを巡らす時間でした。

 

そして夕暮れが迫り、波止場を後にしようとして、ふと気づいたんです。あ、そうか、今夜神戸を出る船に乗った方々は、洋上で初日の出を見ることになるんだ、と。そんな旅もまたいいですね。

 

このように穏やかな時間を過ごしながら、平和にこの一年を締めくくることが出来たことに、心から感謝します。今年ご縁を賜った皆さま、良きご交流をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

皆さまもどうぞ、よい新年をお迎えくださいませ。来年も引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


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