やわらかな灯り

2016-1-15 16.24.42

〈壊れてしまった照明器具、その原因を解決できるモノを選んで取り替えました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はお客さま宅へメンテナンス工事へ行ってきました。冒頭の写真がそれ、照明器具の取替です。壁に取り付ける灯り、「ブラケット」と呼ばれるタイプの器具ですね。

 

「山口さん、階段の照明器具が割れてしもてん」とのご連絡をいただいた時はびっくりしました。この木想家が出来た頃、階段にはボール球という丸い照明球を使っていましたから。それが割れて誰か怪我でもしたんじゃないかと。

 

でもそうではなかったので、ほっと一安心。照明球ではなく、その台座が割れたというお話でした。何かを持ってお子さんが階段を上がっている時、ぶつけてしまったとのこと。

 

台座が割れるというのは、この頃使っていた照明は、非常にシンプルな「碍子(がいし)」タイプの照明ソケットだったからです。碍子というのは磁器ですから、それが割れたんですね。

 

それを聞いて思いました。確かに壁からだいぶ出っ張っている器具だったなあ、と。そして、今回取り替える新しい器具は、もうこうしたことが起こらないものを選ぼう、と。

 

そして私が提案したのが写真のモノ。スイッチを入れて写真を撮ると器具の形がよくわかりませんので、光らせていません。真ん丸な器具ですね。これ、直径10センチの球形の中に全てがおさまっているんです。

 

昨今、照明器具はほとんどがLEDになっています。光の色合いという点で言うと、やはりクリプトンランプなどの白熱球が私は好きですが、でもLEDの良い点もある。それは、光源そのものが小さいことです。

 

ですから、以前付いていたボール球の丸い部分より小さいくらいな器具で、壁からの出っ張りが半分以下になりました。これで、ぶつける危険性がずいぶん減ったはずです。

 

そしてこの器具がこの場所に適しているもうひとつの理由は、そのカバーの素材です。これ、ガラスでもアクリルでもないんです。フニャフニャと柔らかい、シリコン素材のカバーなんですよ。

 

最近はこうした帯電防止型シリコン素材のカバーのものが出てきているんですね。器具そのものも小さくおさまって、なおかつカバーが破損するということがない。これはまさに、今回の取替に最適なモノではありませんか。

 

お客さまにも喜んでいただき、一発でOKとなって、取替が完了しました。うん、とてもよい感じです。光らせてみると、本当に器具が見えなくなって、丸い光の玉だけが壁にくっついているよう。そしてシリコンを通したからでしょう、LEDの光が穏やかになっている。

 

あ、なるほど、カバーそのものも、そして光の具合も。これは二重の意味で「やわらかな灯り」っちゅうことなんやなあ。

 

もう危なくないブラケットの光を見ながら、思わず独りごちてしまった私です。


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