電力の夜明け

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(※本日の画像は、ロイヤリティフリー画像のサイトから使わせていただきました。作者:helmet13さん)

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はちょっと木の家のことや私の日常のことをはなれて、いま皆さんに知っていただきたい、大事なことの話を。この4月から始まる、家庭用電力の自由化についてです。

 

関西で言うなら、関西電力以外の電力事業者からも電気を買うことが出来るようになります。そして近頃は、だんだんと色んな新しい事業者によるPRが始まっていますね。ソフトバンクとか、ガス会社とか。

 

でも、一般市民の感情としては「どう選べばいいの?」というのが正直なところではないでしょうか。確かにまだまだ情報が足りない感じだし、電気は関電、というのがあまりにもあたり前になっているので、頭がなかなか切り替わりにくいですよね。

 

私は大阪の堺市に住んでいます。夫婦共働きなので、食材など日常の買い物は生協を利用しています。「大阪いずみ市民生協」というところなのですが、先日、ここも新しく「新電力」の事業者になるということを知りました。

 

「コープでんき」と称して、電気代がおトクだと訴求していますが、調べてみるとこれがなかなか面白い。大阪いずみ市民生協は、かなり太陽光発電に力を入れているんですね。現在3カ所のメガソーラーを運営していて、京都の亀岡にも8.5MWのメガソーラーをつくっているそうです。

 

当面は大津市を拠点とするエネサーブという会社から電気を調達するそうですが、ここも太陽光などの再生可能エネルギーによって、CO2排出が少ない電力を使うようですし、いずれは生協のもつメガソーラーを活用することも検討中とか。これはいいですね。

 

つまり、今日のブログで私が言いたいのは、そういうことなんです。すなわち、この4月の自由化で初めて、この国がECOな再生可能エネルギーへと舵を切るよう、国民ひとりひとりの意志で選択可能になる、ということ。

 

私はあの原発事故を、もう二度と繰り返してはならないと強く思うものです。しかしこの国ではまた、禊が終わったかのように徐々に原発が稼働し始めています。詳しい事情を知らずに言うのはよくないとも思いますが、出来ることならもう、そういう電気は使いたくない。

 

いま、そういう考え方を、私たち日本人ひとりひとりが、自分の選択によって主張することができる、大事なタイミングだと思うんです。

 

FoE Japanという、国際的な環境NGO(非政府組織)があって、これらの環境団体などが協力して、「パワーシフト・キャンペーン」というのをやっておられます。いわく 「あなたの選択が社会を変える」、自然エネルギーの電力会社を選ぼう、と。

 

私も大いに賛同し、この「パワーシフト宣言(自然エネルギー電力購入希望登録)」に登録、参加しました。こうした宣言をする人が増えることは、世にそれだけのニーズがあるということの証明であり、再生可能エネルギーを志事にすることへの後押しになる。そう考えるからです。

 

そうした動きがうまく進めば、「ECOな電気の地産地消」という新たな展開も、全国的にもっと視野に入ってくる。そう感じます。

 

「各家庭が契約する電力会社を選ぶことができる」というのは、この国に歴史上はじめておとずれた大きな変革の時です。それをいま、自然とともにある暮らしを実現するべく「電力の夜明け」にしなければ。

 

今日はちょっと鼻息荒い感じですが、このブログから、そうしたことについて皆さんに少しでもご興味をもっていただければ幸いです。


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