この子に

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〈赤ちゃんと木の家。その暖かい光景に心がなごむご訪問でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は朝から、木の家の実施設計がはじまったお客さまと一緒に、昨年お引渡しをした住まい手さんのお宅におじゃましました。家のイメージをつかんでいただくための時間でもありますが、実は二組のお客さまはご友人同士なんです。

 

そして、お引渡しをした昨年の末、クリスマスの日に、この住まい手さんご夫妻に待望の赤ちゃんがご誕生。私は生後初めてのご対面、今日はわくわくどきどきでのご訪問となりました。

 

そして、訪れる方のお客さまにも4ヶ月ほど先に生まれた赤ちゃんがおられて、今日は赤ちゃんが二人です。その仕草に、声に、そこにいる皆が自然に笑顔になるような、とてもほのぼのした時間。

 

私も、自分の末っ子がそうだったからよくわかるのですが、こうした小さな赤ちゃんがいるご家族にこそ、木の家とは本当に色んな意味で安らぎを与えてくれるもの、そう心から思います。

 

木や漆喰といった素材そのものも、床に塗る蜜蝋ワックスも、全て安心な自然素材。赤ちゃんが舐めても何も心配ありません。そして柔らかな木の風合いは、赤ちゃんが少々ごっつんこしても大丈夫。

 

素材そのものだけでなく、それらがつくる部屋の空気。そこに織り込まれた木の香り。柔らかな湿度。その肌ざわり。それら五感に訴えかける自然素材の優しさとは、もっともか弱く、もっとも敏感な赤ちゃんにこそ、実はもっとも届いているのではないでしょうか。

 

まるで、大きな「おくるみ」のように、小さな赤ちゃんの命を包んでくれる、暮らしのうつわ。木の家とはそうしたものだと思いますし、生まれてきたこの子にそんなうつわをつくってあげたい、昔の私自身もそう強く思ったものです。

 

今日の赤ちゃん二人も、KJWORKSの木の家で大きくなるんだなあ。改めてそんなことを思いました。そして、そうした時期に木の家をつくろうとされる方には、きっとどのご夫妻にも家を通じた子どもたちへの想いがあるはず、とも。そう、「この子に」と。

 

親は、人として、子どもたちに何を遺すことができるでしょう。自分が育った木の家そのものがずっと残るというのも、とても意義深いことで、それがKJWORKSの家づくりの根本だとも言えます。

 

でもそれ以上に、大きな「おくるみ」から始まった木の家では、五感に響いてくるものから自然に培われるであろうその子の感性こそが、見えないけれども、親が子に遺してあげられる大切なものではないか。私は、それを信じます。

 

生後四ヶ月の、木の家の後継者さん。この子にとっても、ずっと佳き暮らしのうつわであり続けてくれますように。


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