味覚のふくらみ

2016-02-15

〈朝市で仕入れてきた根菜、かねてより事務所で待機していたものと合わせてみました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。今日は食についての雑談を少し。

 

土曜日曜と、何人ものお客さまとお会いし、家づくりのお話をたくさんさせていただきました。週があけて今日は、ちょっとゆっくり、事務所で落ち着いてPC作業モードです。そしてこういう時の楽しみは、事務所ごはんですね(笑)。

 

今日はちょうど、芦屋市浜風町のオクタホームさんで、月に一回の朝市の日でした。ちょっとお出かけして、大根、人参、蕪などの根菜と、今日はわさび菜をゲットしてきましたよ。

 

わさび菜はベーコンと和えて事務所ごはんのスパゲティ・アーリオ・オーリオにして愉しみました。そして根菜は、特に使う目論見はなかったのですが、事務所に持って帰ってからふとあることに気づいて、思わず笑みが浮かんだのです。

 

それは、以前にお客さまからいただいた「和風ピクルスの素」を、ずっと使えずにもっていたこと。あ、これや、これを今日使いなさいということや。そう悟ったので、事務所ごはんのあと、志事の合間につくってみました。

 

この「和風ピクルスの素」は、福岡の「久原本家 茅乃舎」というところの商品です。国産の純米酢、昆布、魚醤などが入っているようで、これをくださったお客さまいわく、「とても自然な美味しさですよ」とのこと。

 

ちょうど、漬け込んで栓ができる容器もふたつばかり空いています。そこへ大根人参などを切って、冒頭の写真のように漬け込みました。色とりどりで、漬けた姿もなんだか美しいですね。

 

そもそも、今までピクルスというものにあまり親しみがなかった私。要するに西洋風のお漬物なんですね。「酢漬け」と書いてありました。そして、単に和風ピクルスをつくるだけでなくて、これをつかったレシピも色々載ったリーフレットが付いている。

 

鯵の南蛮漬け、甘酢あんかけ。おお、そういうものも出来るんだ。私の事務所ごはんは基本的にパスタで、しかもほとんど思いつきでつくっていますが、そこに「酢」という要素は出てきません。だから、こういうものがとても新鮮に感じます。

 

そういえば、どうして酸っぱいパスタはないのかな。夏場よくつくったぶっかけのパスタにはマスタードのちょっとした酸味が合ったけど、南蛮漬けとか甘酢とかいった感じのパスタは、食べたことないなあ。

 

あまり食材や調理法の知識がない分、余計に「なんでなんやろ?」と思いますね。おかしな話かもしれませんが、その世界の常識をあまり知らないが故に、そこに想像力の羽ばたく余地があるのかもしれません。

 

実は、事務所ごはんについてはかねてからそう思っていて、いわゆる調理とか味覚のこととかの基本を、敢えて勉強しないようにしていたりします。思いつきだとはずれることも多いですが(笑)、うまく合うと、とても嬉しいですから。

 

この和風ピクルスというものが漬かったら食べてみて、そこからまた何か面白いことが頭に、舌に浮かばないかなあなんて、そんなことを想いながら、今日は漬け込んでいた次第。

 

こういう新しいことをやる時、作業そのものよりも、そんな自分の感覚や発想のふくらみが味覚でおこるかも、という期待感の方が、むしろ志事の合間のリフレッシュに役立ったりする。それはおそらく、自分がまた変わるかも、というワクワクの効果なのでしょうね。


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