光のやりくり

2016-02-20

〈寝間に合うもの、居間に合うもの、窓のスクリーン類にも色んなものがあります。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はずっと、しとしと雨の一日でしたね。私は午前中は自宅にてPC作業、午後からは私用にてお休みをいただいておりました。通勤がないということで、ちょっと朝寝坊もさせてもらったりして。

 

冒頭の写真は、そのゆっくり眠っていた我が家の寝間です。ここには木の家の窓まわりに似合う、明るさを調節する便利なモノがついているので、今日はそれをご紹介しましょう。

 

我が家に限らず、KJWORKSの木の家によく登場するのがこの折りたたみ式のブラインドで、「プリーツスクリーン」と呼ばれるもの。和紙のような風合いの不織布にプリーツ加工が施され、まるで扇子のようにたたまれて窓の上部にすっきり納まります。

 

色合いや生地の遮光性も、色々選べるんです。この部屋は寝間なので、ちょっと遮光性の高い、濃い目の色のものを選んでいます。家族の間(LDK)にはもっと生成りの色のものにしたり、部屋で雰囲気を変えるのも楽しい。

 

そして、左の腰窓と右の掃出窓とでは、光の入っているところが違いますね。腰窓は途中までプリーツスクリーンを降ろして下からの光、そして掃出窓は、上の方から光が入っていますよ。

 

プリーツスクリーンのもうひとつの特徴として、このように「ダブル」に出来るというのがあります。この掃出窓では、レースのように光を通すものと、遮光性の高いもの、そのダブルのスクリーンになっているんですね。

 

外からの目線を遮りながら、上の方から明かりを採りたいとき、このように上をレース、下を遮光にして、調整することができます。もちろん逆にすることも可能。全面をレースにも、遮光にも、全体の開閉と合わせて遮光の具合を調整できるというわけ。

 

ちなみにカーテンの場合も、レースと二重にすることは多いですね。でも、基本的に左右に動かすものですから、こういうかたちでの採光位置の調整や、外部からの目線を遮る位置の調整はしにくいところ。

 

といって、いわゆる羽根のブラインドは掃除が大変だし、木の家にはあまり似合いません。布を垂らしてくるプレーンシェードは雰囲気もいいし、ダブルにも出来ますが、それでもこのように「上からだけ光を」というのは難しい。

 

窓まわりに設えるスクリーン類は色々とありますが、こういう採光の仕方、目線の遮り方ができるものは、このプリーツスクリーンの他にあまりないのではないかと思います。

 

カーテン・ブラインド類は、夜間に閉めて寝る、というためだけのものではありません。付ける場所とその使い方、周辺の状況によって、外からの光や目線、内部からの光の漏れなど、色々と考えるポイントがある。

 

こうしたスクリーンは、家づくりの工事には含まれないことも多いです。でも、その窓に求められる「光のやりくり」をうまく実現できるのはどういうものか、それぞれのもち味をしっかり把握してお客さまにご提案することは、暮らしの実現にはとても大切ですね。

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