主夫の週末

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〈寝込んでしまった奥さんが日々やっていることを、その「穴」を埋めつつ痛感します。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。今日はプライベートの記録で少しお目汚しをさせていただきます。

 

そのLINEメッセージは、おととい金曜日の午後にやってきました。「インフルエンザになってしまったので、家で寝ています。」保育士として働いている奥さんからです。これは、園児たちからもらってきたかな。

 

メッセージ見てすぐ、スケジュールを確認。今日はお客さまがあるけど、以降は大丈夫。早く帰れそう。お、土日もめずらしく打合せの予定がほとんどない。ここで、週末は家で志事しながら「主夫」することを決めました。

 

普段の土日は、一日三件くらい打合せがあるのがあたり前です。しかしこの週末は日曜日の午後一番に一件のみ。あとはパソコンがあれば出来る事務作業で、これは滅多にないこと。神様ありがとう、ですね。

 

我が家は子どもたちももう大きく、家事は色々と分担してやることも出来ます。でも食事はまだちょっと難しいので、金曜の夜ご飯から私が担当を。普段でも週に一度はつくりますが、今回は連チャンを覚悟して、どっさり買い物して帰りました。

 

冒頭の写真は金曜夜の調理風景。私はパスタ系しか出来ないので、カルボナーラとナポリタン風トマトソースです。そして、次の朝も食べられるように、ミネストローネをたっぷり。寝間にいる奥さんにも運んで、皆でいただきます。

 

明けて土曜日、子どもたちはそれぞれにお出かけ。私は一日家に居て、奥さんの食事のお世話。朝も昼も、前日の残り物を活用。そして洗い物して、洗濯して、アイロンかけて、それ以外が志事です。晩ご飯は写真撮り忘れましたが、お鍋にしました。

 

そして今日、日曜日。朝ご飯はお鍋の残りで雑炊。洗濯もの干して、PC作業して、長女をTOEIC試験会場まで送って、出社。午後一番にはお客さまと実施設計打合せして、またとんぼ返り。洗濯もの畳んで、晩ご飯はペンネ2種とポトフでした。

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特に苦労は感じませんが、それは、たまたま時間がとれた週末だったからでしょう。本当にラッキーでした。そして、三日間続けて晩ご飯をつくり、それ以外にも色々と「主夫」してみて、普段いかに奥さんに色んなことをまかせっきりにしているかを、身に染みて感じた次第。

 

三日分の晩ご飯をどうするか、だけでもなかなか頭を悩ませます。冷蔵庫にあるものを考え、でも同じようなものにならないように。洗濯や洗い物は同じようなルーティンワークですが、調理には「変化」が必要ですもんね。

 

とりあえずこの週末は、幸運にして家事をサポートすることが出来ました。でも、これがずっとだと考えた時には、かなりの覚悟が要る。奥さんからはとても感謝されましたが、正直言って、私のほうが感謝しないといけないなあ、と思いました。彼女が支えてくれている、いつもの日常に。

 

私は木の家づくりを通じて、家族の「暮らしの実現」のお手伝いをしています。しかし普段は志事ばかりで、こうした自分自身の家での暮らしは、ほんのさわりの部分しかわかっていない。土日二日間と少しの時間で、そんな自分を直視することが出来ました。

 

明日もまた、昨日今日ほどではなくても、家事のサポートがあるでしょう。家族が一人臥せっているとき、他のメンバーが協力しあってその「家事の穴」を埋めることで、その「穴」が見えていない日常を視る眼が変わる。

 

そう、下手するとこの週末、志事している時よりも自分自身の「暮らしの実現」スキルのアップが出来たかも、とすら思える、今の私なんです。

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