江戸・さくら巡り

image

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はお休みをいただいて、東京に来ています。明日、こちらにお住いのお客さまと打合せがあって、それならばいっそ、とばかり前日入りしてみました。

 

3月に入って、東京では魅力的なアートの企画展示がいくつも始まったんです。よし、たまにはインプット・充電の一日もいいか、という気持ちで来ましたが、楽しみ終えてみると、今日は一つのテーマがあった感じ。

 

それはタイトルの通り、桜です。東京の開花は関西よりも少し早いようで、あちこちで満開に近いものが見られましたよ。写真多めでご紹介しましょう。

 

まず今日の最初は、国立博物館の『黒田清輝』展です。上野公園の桜はまだ7分咲きでしたが、動物園や美術館などへの人出で、平日にもかかわらずとても賑わっていましたね。

image

 

黒田清輝展のことは別稿に譲るとして、次はお昼。Facebookには投稿しましたが、私の大好きなお蕎麦屋さん「更科布屋」で、三月の変わり蕎麦「桜切り」を。これを食べる、というのも今回のお目当の一つ。なんといっても明日までなんですから。

image

 

実に美しくて、もう見ているだけで気分が浮き立つようです。更科一門ならではの真っ白なお蕎麦、そしてそれに月ごとの季節の風物詩を織り込んだこうした趣向は、関西ではお目にかかれない、素晴らしい江戸の食文化ですね。

 

さて、今しか食べられない桜のお蕎麦の次は、山手線で恵比寿へ。山種美術館での『奥村土牛』展が狙いです。そしてチケットを買って入ったら、おお、真っ先にまた満開の桜が待ち構えていましたよ。

image

 

これは『醍醐』という土牛の代表作です。京都は醍醐寺の桜を描いたもの。100歳近くまで創作を続けた奥村土牛には本当にたくさんの作品があって、山種美術館がその多くを所蔵しています。今回はやはり季節ということで、この一作が最初に展示されたのでしょう。

 

黒田清輝と奥村土牛を堪能して、すっかり頭がお腹いっぱい。ゆっくりと恵比寿駅へと帰る道すがらの歩道橋の上から、たくさんの桜が見えました。ちょっと寄り道して撮ったのが、今日の冒頭の一枚。ここは明治通りというところで、道路沿いではありますが、たくさんの染井吉野が咲き誇り、道行く人の歩みを止めていましたね。

 

いやあ、今日は人混みの中をあちこち歩いて、ちと疲れました。やはり東京の賑わいは凄いですね。でも、実物の花だけではなくて、いろんな形で桜花の色合い、香り、華やぎを感じることができたので、気分は充実しています。

 

芦屋川の桜より一足早く、江戸の桜をあちこちで楽しめた一日。明日帰ったら今度は関西の桜、なんだか二度美味しいなあなんて、ちょっと得した気分ですね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です