知覚を写す

2016-04-03

〈家づくり雑誌に掲載された木の家に、思わず自分たちが見惚れていました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はKJWORKS本社「くらしの杜」で、いよいよ着工を間近に控えたお客さまと、建築請負契約を結ばせていただきました。ずっと実施設計を進めてきて、さあいよいよ着工だと思うと、身が引き締まる想いがいたします。

 

そして「今後ともよろしくお願いします」とご挨拶してお客さまがお帰りになった後は、しばし本社スタッフの執務スペースで一休み。そうしたらそこに、新しく到着した家づくりの雑誌が置いてありましたよ。

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「住まいの設計」5・6月号ですね。「これは?」と設計スタッフに聞くと、「Ktさんが載ってるんですよ」とのお返事。おお、取材したとは聞いていたけど、もう掲載されたんや!わくわくしつつ、本を開きます。

 

その掲載ページの見開きが、今日の冒頭の写真です。誌面には「兵庫・宝塚市 Kさんの家」と書かれていますね。はい、KJWORKS阪神が担当させていただく宝塚市に建つ、木の家です。

 

間取りは私がつくらせていただきました。この写真、とてもいい雰囲気ですね。ローラー漆喰とナラ材で統一したインテリア、その上質感がとてもよく表れています。自分たちでつくっといてなんですが、「いやあ、ええなあ」。そう設計スタッフ平野と話していました。

 

皆さんにもぜひ誌面で、この木の家について語られた文章とともに楽しんでいただきたいところですが、もし写真をもっと見たい、という方には、KJWORKS本社のHPにも施工事例として新しく掲載されております。

KJWORKS施工事例:宝塚・Ktさんの住まい

 

雑誌「住まいの設計」には年一回、出来て住まわれている木の家を掲載します。取材に応じてくれるお客さまが毎年いてくださる、それはとても嬉しいこと。見学や取材の依頼に「私たちも色々見せてもらったから」と快くOKくださるお客さま方の存在こそが、KJWORKSの一番の財産なんです。

 

そんなことで、私もよくこうした取材には同行させていただきましたが、プロのカメラマンさんによる家の内部空間の写真は、やはり我々とは一味も二味も違いますね。掲載されたものを見て、いつもそう思います。

 

この「家族の間」の写真もそう。とても広々として、私がプランで意図した「高い窓に溢れる緑」も、非常に美しく写っています。その時初めて入ったこの家のよさを、まさに一瞬で掴まえて絵におさめている、そんな感じ。

 

私は一番レフなどの良いカメラを持っていなくて、いつもiPhoneのカメラでものを撮影しています。でもこういう一枚を見ると、プロが使う広角で歪みのないレンズが羨ましくなりますね。それは「人間が知覚している範囲」に近いものが写るように思うからです。

 

広角写真を見て「実際はこんなに広くないでえ」と言う人もいます。確かにそうした面もありますが、でも人間の眼は、かなり広角に空間を知覚している。特に左右は、ほぼ真横に近いところまで見えています。その知覚範囲を平面的な「画像」に落とすと、こうしたものになるのでしょう。

 

3次元を2次元に落とすのだから、感じたままにならないのは当然。むしろ「広く見せる」というような作為的な意図よりも、そこに実際に人間が知覚する情報がより多く盛り込まれること。空間の写真とは、そこを楽しんで観たほうがよいものだなあ。素敵な家族の間の写真を観ながら、あらためてそう想っていたのでした。

 

先述のHPにもそんな「情報たっぷり」の画像が入っています。私も今日アップを知ったので、今からじっくり楽しむつもりなんです。よろしければ皆さんも、ご一緒に。


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