つたえたい志事

2016-06-01

〈木の家を一緒に体感するイベント。イベントらしくありませんでしたが、でも狙いとしては間違っていないと感じられました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は朝から、KJWORKS阪神がおこなうはじめてのイベントでした。「木の家を山口と一緒に体感してみませんか?」と銘打って、出来上がった木の家にご一緒し、お話しするというもの。行き先は、先の日曜日に見学会をさせていただいた、あの木の家です。

 

KJWORKS全体としておこなう見学会はHPからの予約制で、基本的に家づくりをお考えの方を対象としています。こちらにも合計8組のお客さま方がお越しくださいました。でも、今日の私のイベントは、ちょっと意味合いが違います。

 

はじめてFacebook上で「イベント」を作成して、私がここ芦屋に来て活動を始めてから知り合った方々、この「木の空間」にご来店くださった方々に、そこへの招待をさせていただきました。そう、今日のはイベントというより、個人的なご招待だったんですね。

 

しかしながら、今回はご予定がかぶってしまった方が多く、「残念です、すいません」の声をたくさんお聞きしました。今日来てくださったお二人からも「6月は色々とイベント多いですもんね」と。嗚呼!そうだったのか、タイミングを間違えたか…。無念…。

 

でも、来てくださったお二人には、とても楽しんでいただけたようでした。少人数のほうが、説明というより会話になるので私も色んなことをお話出来ましたし、うん、結果オーライかな、なんて。

 

そのうちのお一人、Maimyshop の吉野さんは建築の業務に携わっていたご経験もおありなので、ご質問にもやはり専門的なものがまじります。どれもしっかりとお答えでき、ご納得いただけたかと思います。

 

やはり、出来たての木の家には、もう木の香りがいっぱい。と言っても私の鼻はそれに慣れきって、あまり感じられないのですが(笑)。でもお二人には、その香りや、肌ざわり、空気の感じ、音の響きを、まさに五感で味わっていただけましたよ。

 

そしてそれこそが、今日私がこの個人的なご招待を皆さんにお送りした理由なんです。私の木の空間でも「いい香りですね」「足ざわりがいいね」というご感想を聞きますが、ここはコンクリートの箱の中。一軒まるごと木の家ってどんなものか、それを体感してほしかった。

 

そして冒頭の写真は、この家のバルコニーからの絶景を楽しんでおられるお二人。もう、はじめてここに立つと誰でも「うわあ!」と声が出るほどに、阪神から大阪、生駒や金剛山系までが一望できます。

 

一戸建ての場合、例えばこの眺望のように、その土地の良いところをどう活かすかが、計画のスタートです。土地利用計画と間取り、そして素材とが相まってつくりあげられるのが木の家。その効果は、家に入ってみないと絶対にわかりません。

 

家づくりを計画中であるかないか、それはどうでもいい。多くの人にそうしたことを知ってほしい。感じてほしい。私の個人的な想いはそこにあります。といって、計画中でなければ見学会の予約申込はしにくいですよね、きっと。だから、ご招待で。

 

要は、自分でいくら語っても語り尽くせないと感じる私の「志事」をいっぺんで伝えてくれるのが、KJWORKSがつくる空間そのものなんですね。木の家こそ、皆に伝えたい私の志事を、私よりも雄弁に語ってくれる同志であり、私のこどもなんです。

 

「家づくり、どうですか?」という営業的な意味合いはほとんど皆無な催しでしたが、でも、そういう作為を剥ぎとったところで人に伝わるものこそ、ずっと心に遺る。私はそう想っています。

 

こういう催し、ゲリラ的(?)にまた目論んでいきたいと考えております。


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