妄想の芯・迷走の辛

20160710-114306

〈全部は聞けなかった座談会、でも今回もまた消化のために考察が要る中身でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。今日はかなり自分のための、書きながらの考察にて、駄文をお許しくださいませ。

 

今日は午前中、西宮のレンタルスペース「まんまるみかん」へ。スケジュールが変更になり、参加できないと思っていたイベントへ、急遽行けることになったものですから。それは、ここで半年に一度おこなわれる「おひろめ会」です。ファンミーティングと言ってもいい、まんまるみかんファンの集い。

 

私はこちらでおこなわれている、場づくりする人たちの勉強会「ゆるシンポジウム」にも参加しています。でも、今日は時間が可能なら聞いておきたかった。もちろん橘さんの進化もですが、とても興味深い座談会があると聞いていたので。

 

その様子が冒頭の写真。左が進行役のかお凛、右がマネージャー橘さん。そして間におられるお一人は、私と一緒に「つみきばこ」をつくっている熊田美佐さんですね。そしてもう一人は、阪急西宮ガーデンズにある「スタジモにしのみや」の石原敏孝さん。

 

このお二人が一体どういう話をされるのか、お二人を知る方ならきっと気になるはず、そういう組合せなんです。そしてかお凛・橘さんコンビとの掛け合いの行方も気になる。と、座談会の最初に、ホワイトボードに「お題」が出ました。「妄想と迷走 ~突っ走った先に見えたもの」。

 

熊田さんは今ライターとして活躍しておられますが、その肩書は私が出会ってからも変わってきています。また、石原さんは阪急阪神ホールディングスという大きな組織の中で、プロジェクトの仕掛け人として動いておられ、「スタジモにしのみや」もその取組みのひとつですね。

 

ということは、そうした変遷の中の「妄想と迷走」?あるいはそんなプロジェクトを実現するまでの「妄想と迷走」?そんなことを思いながら聞いていました。予想はおおよそ合っていましたが、やはり生の座談は思わぬ声が聞けて、それが愉しいですね。

 

実は私は、次の予定のためにこの座談会を途中で退席せざるを得ませんでした。最後まで聞けず残念ですが、その後、そして今も私なりに今日の内容について考えてみています。

 

まず「妄想」とはこの場合、以下の意味でしょう。「根拠もなくあれこれと想像すること」。そして「迷走」はこうでしょうか、「(比喩的に)物事の進むべき方向が定まらず、結論がなかなか出ないこと」。

 

「こういうことが出来たらいいな」、あるいは「こういう自分になりたいな」というイメージを脳裏に描く。そしてそれに向かって進む。行動を起こす。しかしなかなか思った通りにいかないで、挫折し、迷い、苦しむ。「妄想し迷走する」とはこんな感じでしょうか。

 

ただ、妄想から行動に至るまでには、その中間に何か「具体化」が必要になると思います。おそらく、妄想→目的→目標→方法→手順→実行、というような感じで具体化していくのではないか。

 

今日、「自分が迷走の状態にあることがつらい」というご意見が会場からありましたが、私が思うに、迷走が起こる場合、上記のどの部分で迷走しているかによって、「つらさ」は違ってくるはず。

 

手順で迷走するならば、その前の方法を疑い、方法で迷走するならば、その前の目標を疑う。これくらいなら「やり方」の問題なので、そう精神的にきつくはないかな、と。でも、目標で迷走してしまうと、目的自体に迷いが生じて、「これでいいのか私?」となりますよね。

 

さらに、妄想と目的が上手くつながらない場合もあり得る。この迷走はきついですね。妄想という名のイメージがもやもやとし過ぎてそこから目的を導けないことは、あるいは自分のアイデンティティに関わってくる話かも、とすら感じます。

 

上記から想像するに、熊田さん石原さんをはじめ、自己実現やプロジェクト実現が上手に出来ると見える方々は、おそらく妄想と呼ばれる段階の中に、既に目的へ羽化する芯をもっている。あるいは、そういう形での妄想の仕方をしている、と言ってもいい。あまり「妄」の字がない感じ、というか。

 

無論、それを良しとするかは人それぞれ。得手不得手、向き不向き、色んな妄想があってこそ面白いのですから。しかし私のような思考の者からすると、こうした目的設定からのブレイクダウン(下位展開)をふまえての妄想は、迷走している己の本当の姿を見えやすくし、辛さを和らげる、という風に思われます。

 

すいません、やはり何だかよくわからない話になりました。まんまるみかんの会に行くとよくこうなります(笑)。でも、こういう自分なりの考察をしたくなるほどに、私にとって普段聞けない話、拝聴すべきものの考え方が得られる場所だ、ということなんです。


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