タテル、カワル、モデル

2016-08-06

〈木の家のモデルハウスが、大規模リフォームでさらに使いやすくなるようです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日の冒頭の写真は、KJWORKS本社「くらしの杜」にある木の家のモデルハウス「阿蘇小国の家」の吹抜けを見上げたところです。先日本社へ行った際、こうしたモデルハウスについての大きな変革を聞いてきましたので、今日はそのことを。

 

KJWORKSの木の家づくりは今、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは従来通りのフリープラン、自由につくる無垢の木の家。これを私たちは「木想家(もくそうや)」と呼んでいます。

 

そしてもうひとつは、このブログでも何回かご紹介している「E-BOX(イーボックス)」という方法。これは国産木材を集成材にして使い、「ビッグウォール工法」という合理化工法を用いた、シンプルなBOXとしての木の家です。

 

そして冒頭の写真のモデルハウスは、「木想家」の施工事例としてつくられています。それでも、築10年を経て、その後さらに進化している木想家のつくり方とは、ちょっと隔たりができているのが正直なところ。

 

そしてE-BOXの方は、既にお客さまの家として施工事例はありますが、まだ皆さんを日常的にご案内できる建物がありません。先日の社内会議で出たのは、そのモデルハウスをもう一棟つくる、ということだったんです。

 

場所は「くらしの杜」のすぐ近く。私はまだどういう建物になるのか、その全貌を把握していませんが、しかし会社として推進していきたい家づくりであるならば、その実物が見られることはとても大切ですね。

 

その工事は9月から始まるとのこと。そしてその次には、今度は写真にある木想家モデルハウスの方も、大幅リニューアルとなります。会議でそのリフォームプランを見せていただきましたが、あ、階段の位置が変わってる、と思いました。かなり手を入れるようですよ。

 

こちらは、実際に10年使ってみて、現在の使用状況をふまえた形でのリフォームです。私は日常的に使ってはいませんが、見学や打合せが上手くやりくり出来るように考えられている感じを受けました。

 

モデルハウスの特徴である大きな吹抜けも、その半分くらいが埋まるようです。冒頭の写真で私がこの吹抜けを見上げているのも、この部分は2階の床になるから。この眺めももうしばらくの間なんや、と思って撮った一枚というわけですね。

 

モデルハウスという名の、住まい手のいない木の家は、お客さまと一緒につくった木の家よりも、ある意味ではずっと早くリフォームの必要に迫られるんだなあ。この吹抜けを見上げながら、そう感じました。

 

それは、一般的なリフォームの理由である「暮らしぶりの変化」はないかわりに、つくり手の「今」を反映するという、別の大きな理由が往々にして発生するからです。

 

つくり手としてその手法は常に進化していたい、よりよいものをお客さまにご提供したい、と思いますし、であるならば、その実物大のモデルである木の家にもその現状を反映したいと考えるのは、ごく自然なことでしょう。

 

とはいえコストも掛かることですから、しょっちゅう出来ることではありません。でも今回この年末にかけて、大きな変化が起こるようです。KJWORKSの2つの大きな家づくりを、それぞれ体感していただくために。

 

昨日は3DCGの話を書きましたが、こういうCGや模型でのバーチャルなシミュレーションと、モデルハウスという実物での「雰囲気」のシミュレーションが共にあってこそ、お客さまのイメージはより精度高く像を結ぶはずですもんね。

 

さあ、モデルハウスが2つになって、どういう使い方がされるのか。私にもまだわかりませんが、でも実体験の選択肢が増えることは、お客さまにとって良いことに違いない、そう思っている次第です。


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