木のライブラリーへ

2016-08-09

〈お客さまからいただいたイメージに圧倒されつつ、これをつくる検討が始まります。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

冒頭の写真、今日は5枚の写真を横につなげています。これ、お客さまから「空間のイメージ」として見せていただいたものですが、なんとも迫力ある本棚たちですね。

 

新しい木の空間づくりのご依頼をいただき、お客さまのところへ伺ってきました。まだ詳しくはお話できませんが、木の家ではなく福祉関連で、子どもたちが集ってくる場所をつくりたい、というお話です。

 

KJWORKS阪神の事務所のように、建物の中の一室をそのようにリフォームするというお考え。そしてその社会的な意義やお客さまの想いもお聞きし、併せて空間のイメージも色々と教えていただきました。

 

その中で、もっとも「やりたい」と話してくださったことが、写真のような「壁一面の本棚」。そして、たくさんの「こんな感じ」の写真を見せていただきました。その数は20枚ほども。びっくりです。

 

その中で、特に私自身とも好みが合うと思った写真を5枚抜き出して、今日の冒頭にもってきてみた、という次第。どれも、幅も高さも充分にあるなかなかの迫力の本棚で、なおかつ雰囲気がとてもいいですね。

 

私の事務所「木の空間」に来てくださった方にはわかると思いますが、実はこの事務所にも壁一面の本棚があります。といっても本棚だけでなく、オーディオ棚にも、収納棚にも、飾り棚にもなっていますけれど。

 

天井高さがあまりないので、壁一面といってもあまり迫力はありません。なので私も、今日の写真のような大迫力の本棚に実は憧れているんです。いつかつくりたいなあ、と想っていましたので、今日写真を見せていただいて思わず「うおっ」と声が出ました。

 

巨大な本棚の上のほうの本をハシゴを使って取りに行く、なんていいですよね、と写真を見て空想が膨らみ、お客さまとも話が弾みます。でもこれ、あまり普通の人は夢見ないかも。おそらく本好き特有の妄想ではないでしょうか(笑)。

 

お客さまいわく、自分自身の人生を振り返って、その転換の時にはいつも一冊の本があった、と。その本との出会いが自分の運命を変える、そういう体験を何度もしてきたんです、と。

 

驚いたことに、KJWORKSとの出会いもそうだったよ、とおっしゃるんです。何かの拍子にぱっと開いたところに載ってて、すぐ電話してんよ、と。それは私も初めて聞いたお話。そう、このお客さまは木の家の住まい手さんでもあるんです。

 

そんなことがあるから、これからつくる空間にも私が読んできた本を置きたい。そんなにたくさん蔵書があるわけじゃないけど、たくさん本が入る本棚をつくりたい。それが、ここへ来る子たちの未来への可能性を表すような。

 

そういうお話をお聞きし、私も何だかじーんとしてしまいます。その話の意味がとてもよくわかるから。人生の早い時期に良書と出会うことは、とても大きな実りをもたらしてくれると、私も信じていますから。

 

そんなことで、このような「木のライブラリー」を含む空間の検討がスタートします。私自身とても共感を覚えているので、これは頑張らねばいけませんね。

 

また、こうした福祉の世界というのも、木の家づくりのすぐ「隣」にあるものだと想います。「木のグループホーム」をつくらせていただいて、さらにそう感じるようになりました。

 

これはまさに今、私たちがやるべき志事。スケジュール的にはちとタイトではあるので、気合入れつつ楽しんで進めていく所存です。


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