呼び覚まされて

2016-08-22

〈本社のリフォーム工事。よりよくなると共に、スタッフには「再認識」の意味もあると感じました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日はKJWORKS本社「くらしの杜」にて社内会議の日。私も夕方から本社入りしましたが、でも今日はお客さまはいません。お盆休みを含め、しばらくお店はお休みさせていただいているのでした。

 

その理由は、館内のリニューアル工事です。元々この本社社屋の1階には、家具や小物の展示販売のスペースと「コラボカフェ」とが隣接してありましたが、そこに新しいお仲間が一緒になることに。

 

冒頭の写真が、今日ずいぶんと完成に近づいた、そのお仲間。先日まで別の建物内にあった「薪ストーブのお店『KAGURA』」。ストーブそのものと、関連のグッズを展示販売するお店です。

 

写真の場所は、2階にあります。玄関を入ったところが大きな吹抜けになっていて、その中に浮かぶようにしてオープンなスペースが元々ありました。今回それをもっと広く、使いやすくリフォームし、階段も掛け替えて。

 

お盆明けすぐに見た時はまだ全然出来ていませんでしたが、ここ何日間で一気に工事も進み、今日は朝から展示の移動があったようです。私が着いた時にはもうこのとおり、ほぼ移転が済んでいました。

 

勾配天井から吊られた照明器具も、展示スペースに向いた「スライドコンセント+スポットライト」の方式に変わっています。展示の変更に追随して、位置を自由に動かせるように、ということでしょうね。

 

この吹抜け部分をリフォームするのはちょっと珍しいことなので、私もこの場所をまじまじと眺めたのは久しぶりのような気がします。床が増えるとだいぶ雰囲気も変わるなあ、なんて思いながら見ていました。

 

こんな風にリフォームをすると、その見え方が変わったことで、なおさら前の姿のことを思い出す、ということがありませんか。私も見ている内に、この木造の社屋が出来た当初のことなども色々と想いだされてきました。

 

天井のかたちのこと、窓の位置を決めた時のこと、そして現場でこの大きな大黒柱を見た時のこと。この建物も私が間取りをつくりましたから、たくさんの記憶があるはずなのに、11年という時間の中で、それらはずいぶん薄れてしまっていたようです。

 

今日は何だか、見慣れた場所がその装いを新たにしている姿にふれて、そうした記憶もまた呼び覚まされて表面に浮かび上がりました。自分の眼も、少し洗われたような気がした次第。

 

こうしたこともまたリフォームの面白いところですね。そしてそれは色んなことに言える道理であり、昨日のブログの話とも通じると感じます。すなわち、何につけても「惰性」はよくない。時に一部が変わることで、変わらない部分もまた新鮮な印象を甦らせる、というような。

 

同じことの繰り返しに埋没せず、時々こういう変化によって、その「そもそもの良さ」を呼び覚ます。ご来館のお客さまにはわかりにくいかもしれませんが、私たちスタッフにはそういう「刺激」の意味もあるリフォームなんだと感じ入ったことでした。

 

※しばしお休みをいただいていましたが、いよいよ明後日24日にこの家具、ストーブ、小物のスペース「KAGURA」はリニューアルオープンいたします。皆さまのお越しを、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。


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