実物に勝るものなし

2016-10-06

〈台風過ぎた青空の下、E-BOXモデルハウスの建て方工事でした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は朝から、KJWORKS本社「くらしの杜」へ。本社のすぐそばにて新しいE-BOXのモデルハウスが建設中で、今日はその建て方の日なのでした。会社としての新しい取り組みの節目の日ですから、私も見学に。

 

折からの台風の影響で、当初の予定であった昨日から順延しての工事。今日は天気もよく、よい建て方日和となりました。私は10時ごろ現場へ到着しましたが、もう既に着々と作業は進行していましたよ。

 

このブログでも何度かご紹介しているこのE-BOX、そのつくり方に大きな特徴があります。ひとことで言うと、木造軸組工法とプレファブリケーションのいいところを融合したようなつくり方なんです。

 

柱と梁、そしてそれをつなぐ金物、それらを外壁側で固める耐力壁、そして壁内部の断熱材、さらには窓までを一体のパネルとして工場製作します。そして、建て方の現場でそれを組立てる。

 

そこで冒頭の写真をご覧ください。まさに今、上に書いた壁パネルがレッカー車に吊り上げられています。既に1階は出来上がり、2階の構造床も張って、今度は2階を組みにかかるところですね。

 

外壁面はこうしてパネルを組み、それと連げて建物内の柱・梁を組む。屋根もパネルになっていますから、非常にスムーズに現場は進行します。私が現場にいた昼までで、パネルは2階まで組み上がりました。

 

午後3時ごろには屋根まで伏せて、その時点でサッシと断熱材入りの建物の外皮が出来上がります。写真で1階外壁の白い紙は「透湿防水シート」で、パネルに張られたこれを延ばしてつなぐと、外壁防水まで仕上がる。

 

私は以前も見ていて、理解したつもりでいますが、でもやはりそのスピーディさに感心しましたね。それは今日のスピーディと、そして明日以降のスピーディです。だって、もう窓も断熱も出来ているんですから。

 

また、以前のものから仕様変更になった国産杉材の集成材もいい感じでした。集成材と言えば外国産のパイン系のものが普通ですが、やはり日本の木を使いたいというKJWORKSの想いが形になった部分です。

 

と、ここまでは、E-BOXのご紹介。今日私が建て方の現場へ来たのは、その新しい仕様などの確認のこともありますが、実は次には自分が担当するE-BOXの現場が動き出すから、というのもありまして。

 

この春くらいから、何度か東京へ打合せに行っていることをブログやFacebookで投稿してきていますが、その今東京にお住まいのお客さまは、関西でE-BOXを建てられるご計画なんですね。

 

この度めでたく契約締結と相成り、これから実施設計へと進んでいきますが、今後もなかなかKJWORKS「くらしの杜」までお越しいただいて打合せすることは望めそうにありません。

 

なので、せっかく良いタイミングでE-BOXの事例が建て方工事をおこなうのですから、その国産杉集成材や壁パネルなどを、まさに今組まれる現場の写真や動画とともにお伝えしよう、という目論見です。

 

ちょうど似たような規模で、自分の家づくりよりもひと足早く現場が進んでいく、その過程を都度ご報告できれば、お客さまもよりよくご納得されるでしょうし、年末年始などでご帰阪の際に見ていただくこともできる。

 

遠方でも、今までは間取りがあれば打合せが出来ましたが、これからはモノや仕様や細かい寸法、色んなことを3Dでイメージしていただく必要があります。そのために、ちょうどこのモデルハウスの現場が役立ってくれる。ありがたいことです。

 

そうした距離の差を埋めるのに「実物」に勝るものなし。その威力をこれからも期待して、今日は写真をいっぱい撮りつつ自分の中にもその光景をおさめていた私でした。


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