暮らしへ膨らむ出会い

2016-10-15

〈年に一度の見本市。色々思うところはあり、でもやはり出会いを求めて顔を出します。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

昨日、木の家づくりの現場で建具屋さんの志事を見せてもらった後は、大阪南港へと向かいました。昨日が最終日の「LIVING&DESIGN 2016」をチェックしに、です。場所はATCホール。

 

毎年この時期に開催される国際見本市であるこの催し、確か最初は2009年だったので、今年は8回目ですね。「住まいと暮らしのリノベーション」が、その一貫したテーマになっています。

 

会場は確かインテックス→大阪国際会議場→ATCホールと移り変わってきたと思いますが、その意味合いは変わらず、住空間をかたちづくる製品や素材たちの最新情報を見本市形式で発信する、というもの。

 

私としてはそれらの情報収集に出かけている、というわけですね。そして毎回、面白そうな出展を見つけてお話を聞いたり、カタログをもらったりして、自分の引出しを増やしているんです。

 

冒頭の写真はその会場風景。建物内ですがあちこちに大きな樹が生えて、これはいい感じでした。今回の会場構成プロデューサーは間宮吉彦さんだそうで、単に横並びでないブロック配置も良かったと思います。

 

ちなみに私が面白い、使ってみたいと思ったのは以下のもの。偶然ですが4つのうち3つが金属でした。

・フルオーダーオールステンレスキッチン  ・懐かしく新しい「トグルスイッチ」

・黒皮鉄による家具、サイン等  ・平板化した竹を使った家具、小物

 

もちろん、木工製品、造付家具など木を扱うメーカーさんもたくさん出展されていました。でも、私にとってあまり目新しいというか、刺激を受けるものは無く。まあ、奇を衒うような木の使い方は好きではありませんし。

 

また、今年のテーマは「テクノロジーが創り出す次世代のリアルデザイン」だそうですが、会場を廻ってみて、そのテーマは正直あまりピンと来ませんでした。三菱エアコン「霧ヶ峰」の最新型が展示されていましたが…。

 

あとは積水ハウスの出展ブースが群を抜いて巨大であるとか、ダイキン工業は広いスペースにエアコン一台だけの展示だったとか、ちょっと「?」なところもある。出展者の顔ぶれがあまり変わらない?とか。

 

でも、やっぱり毎年チェックしに行きます。それは今回の4つのように、毎回なにか面白そうなモノたち、つくり手たちと出会えるから。そしてそれらが木の家での暮らしにあったらどうかをイメージする楽しさがある、というか。

 

その出会いが私の中の「木の家とそこでの暮らし」にまた違う側面を与え、その豊かさにまた膨らみが増す。そんなワクワク感を求めて、足がそちらに向かうのでしょう。それは、止まることなく進化を続けることとも言える。

 

こうした見本市形式は、言い方はよくないですが集団お見合いのようなもの。暮らしの中のパーツを発信したいつくり手と、自分にとって有益な出会いの効率を上げる手段である、そう私は認識しています。

 

ちなみに来月は東京で「IFFT/ライフスタイル・リビング」という別の催しがあって、これにもお客さまとの打合せを絡めて顔を出す予定。やはりお客さまへものづくりで提案をする者は、こういうことへの貪欲さをもっておかないといけませんね。


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