外観を変えるその前に

2016-11-05

〈築年数が増えると訪れる外壁業者の営業攻勢への対応についてご説明をしていました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は、ちょうど築10年になる川西市のお客さまのところへご訪問してきました。そこで建物の外壁廻りのお話をしていたので、今日はそのことを。

 

ちなみに、今日は外観の写真を撮りそこねてしまったため、冒頭の写真は以前のものです。悪しからずご了承のほどを。

 

このような外観、青いガルバリウム鋼板と白い左官のコントラストが美しい木の家です。ちなみに裏手の狭い通路廻りは、メンテナンスを考慮してサイディングを使用し、合わせて3つの外壁で構成されています。

 

それで、今日お伺いするしてお客さまからお聞きした第一声は、こうでした。「最近外壁塗り替えの業者さんがよく来られ、外壁をチェックして、もう塗り替えたほうがいいですよ、と言われたのですが…。」と。

 

これ、この方に限らず他のお客さまからもよく聞きますし、私の自宅でも奥さんから「そんなチラシが入ってたよ」なんて言われたりします。外壁リフォームの業者さん、築年数が増えるとよく訪問があるようですね。

 

私は「この家はガルバリウムと硬いサイディングを使っているし、そんなまだまだ外壁を塗り替えるような必要はないですよ」とお答えしました。実際のところ、全然まだ傷んでいる様子もありませんでしたし。

 

そうしたら、その外壁業者がサイディングの外壁をコンコンと叩いて、「浮いてきてますから、もうメンテが必要ですね」と言ったとのこと。なるほど、その業者さんは外壁の「通気工法」をご存知ないようですね。

 

なので、今後のこともありますから、お客さまにもう一度KJWORKSの外壁通気工法についてご説明をさせていただきました。通気層を間に確保することによって、二重の外壁として機能することを。

 

言うなれば、目に見える外壁は全体が浮いた構造になっているんです。そしてその通気層の意味、例えば水の進入をそこで食い止めるとか、表と裏から乾いて外壁の保ちも良くなる、というご説明をしました。

 

左官仕上げの外壁が一部汚れているのも、ほんの表面の話ですから、そんな全面を吹付けでやりかえるほどの話ではありません。部分的に高圧洗浄などでまた綺麗にできますよ。そんなお話も。

 

そんな話をしながら外壁周りを歩いていたので、ついでに基礎の立上り部分のチェックによるシロアリ対策についても併せてご説明をいたしました。KJWORKSの基礎がコンクリート打放しである理由について。

 

もちろん、建物のお引渡しの時にもお話していることで、私も今までに何回かお話しているかもしれません。しかし素人である住まい手さんが常にそれを意識においていただくのは、実際は難しいと思います。

 

ですから、そうした外壁塗装業者が強気の物言いをした時に、つい「そうなのかな」と思ってしまうのは無理も無いことでしょう。何と言っても、あちらも商売ですから。私から見ればけしからん話ですけれど(笑)。

 

でも私としては、お客さまがそういう営業攻勢を受けた時に、「いや、とりあえず山口さんに聞いてみよう」と思っていただきたいし、そういう関係でいられることが大切だと思います。

 

ふだんご訪問する回数が多いか少ないか、そんなことは問題ではありません。困った時、いざ何かあった時に頼っていただける、それが「家守り」の存在価値ですから。

 

そんなことで、次からは「工務店が不要と言った」ときっぱり断っていただくことにして、あとは建物内で楽しく談笑を。

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建物の内部でも、築年数が増えるとやはり設備機器関係にも「ある日突然」が起こる可能性があります。そんなことも併せてご説明し、お客さま宅を後にした次第。

 

今はリフォーム市場の方が新築より活発で、住まわれているお宅へ色々とそうした業者からの誘いがあるようです。私が訪れる木の家には全てご説明をしますが、皆さんも「どうなのかな」と思ったら、手を掛けるその前に、信頼できるプロにご相談されることをお薦めいたします。


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