継続は始末なり

2016-12-03

〈晩ご飯担当が増え、また違った面白さを感じられるようになりました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

昨日はブログをお休みしてしまい、すいませんでした。夕方ごろから体調が悪くなり、夜は早めに休ませていただきました。その甲斐あって、今日はほぼ通常通りに志事を進めることができましたよ。

 

今日は昨夜のことも含め、今週私が担当した晩ご飯のことを書こうと思います。回数が多くなってきて逆に面白さが増してきた、そんなお話です。プライベートな話題でお目汚し、失礼いたします。

 

実は昨日も晩ご飯担当でした。今週は保育士の奥さんが発表会前のバタバタらしく、遅くなる日が多そうという話を受けて、よっしゃ、じゃあ今週は早く帰れそうだから3回つくるよ、という約束を。

 

芦屋で志事するようになってから、自分の時間がそれまでより自由になったこともあり、週1回ペースで晩ご飯を担当し始めました。その日は帰りにスーパーで、想定した献立に必要な食材を買って帰ります。

 

でもこの夏くらいから、奥さんが遅くなることも増え、週2回のことも多くなってきました。そして今週は3日分。となると、材料もその日のことだけ考えているのでは駄目になってきますよね。

 

冷蔵庫、冷凍庫、食品庫の中身をチェックし頭に入れておき、傷んできそうな食材も把握しておく必要が出てくる。逆にいただきものなどで多量にある食材も知っておく。それらを効率よく使うためです。

 

また、買うものも考え、吟味するようになる。今はとにかく野菜が高いですね。その中で何を買うか。買ったものをどう無駄なく使うか。そういうことを段々と考えるようになってきた気がします。

 

今までの、週一の単発で好きなものを買ってきてつくる料理から、なるべくあるものを利用し、かつ買うものを使い切る発想になってきた。私の晩ご飯担当に「段取り」が導入されてきた、ともいえますね。

 

春に奥さんがインフルエンザで寝込んだときにも連続してつくりましたが、週2回、3回が続くほうが、ずっとその「継続する」ことを念頭に置いた段取り、組立てが頭の中にできてくる感じ。

 

世の多くのお母さん方は、そういう思考を常にもってやっておられるんだなあ。その大変さを思うようになり、そのことに尊敬の念を抱くようになりましたね、いや本当に。

 

ということで、今週の晩ご飯にもそうした思考がだいぶ働いていました。水曜日はお好み焼きでしたが、それも高い高いキャベツの使用量を減らす目論見。ちょうど冷蔵庫で傷みかけていた葱と韮を発見し、ねぎ焼きとチヂミが登場となった次第。

 

木曜日は中華。先週の鍋に使った白菜も段々やばくなってくる。それを活かして中華スープ、あとは細々と残った野菜でチャーハンと、海老を買う代わりに冷凍してある鶏肉で「鶏マヨ」です。

 

そして昨日、イタリアンを頑張ってつくる筈でした。でも体調が悪くて買い物すらしんどい。そこで頭の中の冷蔵庫、冷凍庫を開け、何とかなると思える。お恥ずかしいですが、私にはこれが大きな進歩なんです。

 

キャベツ、玉葱、韮や人参の残り、冷凍庫の豚肉とシーフード、お好み焼きでまとめ買いした中華麺で塩焼きそばを急いでつくり、子どもたちに「悪いけど今夜はこれでしのいで」と。そしてバタンキュー(笑)。

 

そして今夜。奥さんも休みだったのですが、昨日のイタリアンの献立が既に出来ているし、食材を無駄にしないよう、また私が担当を。家族にもお詫びの気持ちを込めて頑張った結果が、冒頭の写真です。

 

鱈とアサリのアクアパッツァをメインに、パスタ2種。鶏肉、もやし、レタスのペペロンチーノと、ベーコン、白菜、しめじのクリームソースです。スープはたくさんある薩摩芋をミキサーで挽いてポタージュに。

 

でも、今日買って帰った食材はアサリと、珍しくて買ったマフィンだけです。これで私が目論んだ食材消費はだいたい完了。こうして上手く使い切るということも、なんだかとても嬉しいものなんですよね。

 

あるペースで継続してご飯をつくることで、単発では必ず生じる無駄をだいぶ減らせる。こうした節約のことを、関西弁では「始末する」と言いますね。私の両親が口癖のように言っていたことを思い出します。

 

食材という傷んでいくものを使って料理をつくる。それには組立て、段取り、やりくりが勝負で、継続しているからこそそうした工夫によって始末することが可能になる。

 

それって何だか、「アイデア・発想」という生モノを形にしていくことと通じるものがあるなあ。家族で楽しくイタリアンをいただいた後、今またそんな連想を面白がっている私なんです。


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