モデルは衣替え

2016-12-05

〈KJWORKSのモデルハウス、新棟が出来た後は旧棟のリフォームが始まります。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は会議の月曜日でしたので、夕方からKJWORKS本社「くらしの杜」へ。阪神だけのことでなく、設計・施工の会社としての全社の情報共有が大事ですから、月2回必ずおこなっています。

 

あっという間に今年も終わりに近づき、もう師走ですね。冒頭の写真はKJWORKSモデルハウス「阿蘇小国杉の家」で、今日の私はしばしの間、ここで色々と思いにふけっていたのでした。

 

というのは、現在「くらしの杜」のすぐそばで新しい「E-BOX」のモデルハウスがつくられていて、今週末に竣工を迎えるから。そしてその次、年明けからはこの阿蘇小国杉の家の方に、リフォームが入るから。

 

このモデルハウスのプランは私が担当しました。一番最初は大きな土間のある家という想定でつくられたのでしたが、その後モデルハウスの前に「コラボ食堂」が出来て、その後は別の玄関からの出入りに。

 

土間もほとんどが無垢板の床に変更されて、その部分は竣工時とはだいぶ違った雰囲気になっています。でも、冒頭の写真の吹抜け、そしてその中をL字形に上がっていく階段廻りは、当初のままですね。

 

この、空中に飛んでいる梁がなかなか格好良くて私は好きなんです。そしてこの写真では見えませんが、この梁が右側で刺さっているのがこのモデルハウスの大黒柱で、七寸(21cm)角の頼もしいやつ。

 

今回の改修工事は、この吹抜部分を一部床にすること、階段の位置を変更することなどを私も聞いていますので、見え方も、人の動線も、だいぶ今のものとは違ったかたちになるでしょう。

 

それもあって、普段毎日はこの場所に居ない私としては、ちょっと目に焼き付けておこうか、という気分になった次第でした。なんだか寂しいような気持ちが、やっぱり少し胸をよぎります。

 

でも考えてみれば、モデルハウスが大幅にリフォームするということは、木造住宅というもののフレキシビリティ、融通無碍な「懐の深さ」というものを実証する、ということにもなるわけですよね。

 

今までもたくさんの住宅でリフォーム工事をさせていただきましたが、やはり木造の住宅が、間取り変更を伴うような大きなリフォームにおいては色々とやりやすい面があります。RCや鉄骨とはだいぶ違う。

 

特に、KJWORKSがつくる木の家は、将来的に間取りが変わっていくことをある程度想定してつくりますから、その計画に沿って部分リフォームを繰り返していくことは、容易にできるんですよ。

 

今回の阿蘇小国杉の家モデルハウスのリフォーム工事は、そうした木の家が、「永く暮らしに寄り添う」力をもっていることの表現になればいいなあ、大きな吹抜けを眺めながら、そんなことを考えていました。

 

さあ、永年モデルを務めてきた木の家、今の状態で見られるのは年内いっぱいです。年明けから2ヶ月間、「衣替え」工事でしばらく閉鎖となりますので、機会のある方は是非、その前に見てあげてくださいませ。


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