商いの福

〈気持ちいい青空の下、商売繁盛の願いを込めて十日戎にいきました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は一月十日。それは商売人の年始めとも言うべき「えべっさん」、十日戎の日です。私も朝から、全国の戎神社の総本社、西宮神社へお詣りに行ってきました。毎年この日はブログもそのことを(笑)。

 

昨日は祝日ということで非常に混雑したようですね。今日の朝は、人出は多いものの混雑というほどでもなく、阪神西宮駅からのんびり歩いて神社へ向かいました。空はなんとも素晴らしい快晴。

 

駅から神社までの南北の通りは「えべっさん筋」という名前で、この十日戎の三日間は歩行者天国になります。そしてたくさんの出店が並び、お祭りの様相を呈していて、ちょっと心浮き立つ雰囲気です。

 

西宮神社のえべっさんと言えば、全国的に有名なのはやはり「福男選び」でしょうか。今日の朝6時の開門と同時に、待ち構えた人々が境内を全速力で駆け抜け、本殿への一番乗りを競う恒例行事ですね。

 

約五千人もの参加者があるそうで、すごいなあとは思いますが、やりたいとは全く思いません。私には、鳥居で一礼して参道を歩き、手水舎でお清めして、と徐々に気持ちを鎮めていく方が性に合っています。

 

西宮神社の十日戎には毎年大きな「鮪」が奉納されていて、そこには拝殿の手前から行列が出来ています。マグロの身体にお賽銭を貼り付けるためですが、そういうのにも食指は動かず、まっすぐ御本殿へ。

 

この正月、宮崎から戻った奥さんと、結婚式を挙げた港住吉神社へお詣りしたんです。その際引いたおみくじには、「周囲の人々の力があってこそ仕事が成り立つ」とありました。それに感謝できれば吉、と。

 

なので今回はそういう意味のことをえべっさんにもお願いしました。家づくりの志事に関わる人みんなが笑顔でいられる、そんな商いをさせてください。力をお貸しください。福をお分けください。

 

まあ、あまり福男や鮪のような「派手」なことは好きではありませんので、このブログを含む毎日の志事のなかで、そうした良き商いの方を向いた行動を淡々と繰り返していくしか、福を得る手はなさそうです。

 

エゴに乱されることなく、心をいつもフラットに。他人の心、相手の目線に同調し共感する姿勢をもって。ひとつひとつのコミュニケーションの中に、今までよりもっと響き合うものを生み出せるように。

 

参詣の帰り途、年明けから思っていたことをまたつらつら考えていました。簡単なようで難しい話ですが、商いや志事に福をもたらす鍵は、結局はそうした素直さや寄り添うことでは、という気がしています。

 

さて、そんな物思いをしながらも、忘れてならないのが「福笹」と「熊手」のゲット。特に熊手は色々あって、これを選ぶのもまた十日戎の楽しみです。去年より一廻り大きい熊手、もどって早速飾りました。

 

さあ、福を分けていただいて、自分なりの想いも定まって、これからが2017年の商売の始まり。えべっさん、今年もよう見といてくださいよ!


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