お役所まわり

〈珍しくお役所をまわる日々、上はその中でのちょっと息抜きの画像です。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

昨日、そして今日と、あちこちお役所を巡る時間が続いています。別々のふたつの家づくりのお話、どちらもちょっと手強い敷地でして、その法規上の扱いを担当部署に聞きに回っている、という次第。

 

ひとつは大阪、もうひとつは以前に琵琶湖ネタを投稿した大津の敷地。そして手強いというのは、どちらも道路とも、そして後方の敷地とも高低差があるということ。土地の段差は色々とややこしいのです。

 

道路との段差部分をどのように工事するか。擁壁のつくり方とそれに伴う宅地造成の申請、その手順と所要期間。そして大津市の場合は後方の「崖」の安全性検討と、つくる建物に必要な対策の有無。

 

平地につくる場合に比べ、技術的にも難易度が高くなる分、その法規的な扱いも複雑化し、届け出や申請の手間も増え、許可が降りるまでの期間も長くなってきます。

 

特に宅地造成の申請と建築確認申請は違うところが許可の権限をもつので、その両方に聞きに行き、その関連性を確かめないといけません。民間確認期間と市町村、そして都道府県も絡んできます。

 

その3箇所が同じ場所なら楽ですが、そんなわけはない。おのずと移動の連続になります。面倒ではありますが、でもここを押えておかないと後々困るし、そもそも着工までのスケジューリングができません。

 

ということで、これを「お役所廻り」と言うのであります。慣れないことで、なおかつこういうクリエイティブでない作業は、疲れますね。時間をかけて移動して、話をするのはほんの数分だったりしますし。

 

役所の仕事というのは、どうしても縦割りになりがち。「ここから先はあちらの部署で聞いてください」という話が、普通に出てきます。私のように家という全体をつくる人間には、なかなか厳しいものがある。

 

いかんいかん、だんだんと愚痴っぽくなってきました(笑)。さて、今日の冒頭の写真は、滋賀の「三井寺」こと園城寺の山門です。今朝の大津はまだだいぶ雪が残っていましたよ。

 

本文と写真、全く関係がないようですが、ちょっとだけあります。私が言った大津市役所は、三井寺の並び。実は私も今回初めて知って、市役所で担当者さんとの話の後、息抜きに少し寄ってみたんです。

 

苦手な作業でしんどくなった頭が、こういう素晴らしい史跡に立ち寄ると一気に解きほぐされるようです。ホッとして、思わず深呼吸。よし、次回は三井寺にゆっくり参拝するぞ、と決めました。

 

もちろん建築が街の一部である以上、行政との折り合いをつけて建築しないといけないのは自明の理です。しかし、もう少し合理的な、効率的な情報処理の方法はないのだろうか。正直そう感じますね。

 

あ、また愚痴になりかけているので、今日はこのへんで。役所廻りは、できれば写真のような「楽しい寄り道」を絡めつつ、お客さまのためと信じて気合で乗り切ることにいたします。


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