おくり花

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

長くブログをお休みし、申し訳ありませんでした。奥さんの郷、宮崎にて、義父の旅立ちを見送ってまいりました。

 

病院からの急な知らせに、急遽家族で宮崎へ飛んだのが31日。会うことができ、そして皆でさよならを言うことが出来ました。

 

冒頭の写真は、折り紙の花。三兄妹の子どもたちは、合わせて7人。その孫たちが、一番年長のお姉さんに教わりながら、心を込めて折った花です。

 

その年長のお姉さんは、告別式の朝4時まで、おじいちゃんの好きだった青い色の折り紙で薔薇や勿忘草の花をつくったそうです。それを聞いた皆が「私も折る」となりました。

 

そしてそれらは棺の中に入れられ、おじいちゃんの顔の周りを飾りました。生花もたくさん入れられましたが、その青い花たちが、何より義父は嬉しかったことでしょう。

 

式では、孫たちが前に出て全員並び、一番小さな小学生の女の子が、おじいちゃんへの手紙を読みました。それもまた、どんなありがたいお経よりも強く届いたことでしょう。

 

盆と正月に孫たちが集まるのを何より楽しみにしていたお義父さん、その可愛い孫たちがつくった花や言葉に送られて、本当によき旅立ちになったことと思います。

 

私にも三人の子どもたちがいて、そのうち孫も出来るのだろうと思いますが、こんな風に子どもたち、孫たちに心を込めて見送られるのなら本望だと想いました。

 

人は皆、いつか別れるさだめを背負って生きるもの。そして別れを通じて何かを心に刻んで生きるもの、なのでしょう。私の胸にも、色んな想いが去来した数日間でした。

 

明日からまた、その刻んだものを日々の糧として、故人に恥ずかしくないような時間を生きていかねば、そう思うものです。

合掌


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