ずれ花見の水辺

〈晴れ間の出だしたお昼過ぎ、芦屋川べりで。身近な自然に親しむのも春のお楽しみですね。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日のKJWORKS阪神「木の空間」では、朝からシェリーさんの骨格ファッション診断がおこなわれました。私はその間に三田市のお客さまのところへ行っていましたが、芦屋に戻ってもまだ少し時間がある。

 

折しも、朝には少し雨もぱらついた空はだんだんと晴れてきています。あ、これはちょうどいい、ということで、スーパーに寄っておにぎりを買い、芦屋川に降りてアウトドアランチと洒落込もうという算段です。

 

毎日芦屋川を見ていると、どういう時に流れが良い感じになるかがわかってきます。普段は水量も少ない、と言って大雨が降った直後は水が濁っています。大雨の3日後くらいに、量も多いまま水が澄んでくる。

 

そしてそれが昨日くらいからちょうど良い具合になってきていました。でも昨日は曇って寒かったんですね。なので今日晴れてきて暖かくなり始めたのを感じ、そして時間もあるし、これは今日しかない。

 

ということで川へ降りました。既に染井吉野は葉桜になり、花見ランチを楽しむ方々もおられませんが、私が座るべき場所はもう決まっていて、それは芦屋川沿いに二本しか無い八重桜、その一本の前です。

 

冒頭の写真がその様子。廻りが緑に戻っているので余計に八重桜の色が際立ちます。海側に大きく傾いている理由は六甲颪か?よく知りませんが、でも、この傾いたまま満開に咲く八重桜が何だか愛おしくて。

 

その花を対岸側から眺め、水の流れを感じてその音を聞きつつ、おにぎりをゆっくりいただきました。シーズンはずれなので人も少なく、隣に男性がお二人、私と同じ座り方で話し込んでおられるのみです。

 

いやあ、心地よきかな。道から少し降りただけで、景色は全く変わりますね。空が広く、山も見え、そして滔々と流れる澄んだ水がすぐ目の前に。流れの中にある石に片足を置いて、より近く水を感じる時間。

 

こういう心地いい場所で外ごはん、ものはスーパーのおにぎりでも、やはり満足感が全く違います。事務所からほんの数分でこの景色の中に居られることの有り難みを一番感じられるのは、やはりこの季節です。

 

しかしながら、皆さんが川辺でお花見に興じておられる時期には、外ごはんにもあまり食指が動きません。これからしばらくの時期が芦屋川ランチの好機だと思っている私は、まあ、天邪鬼なのでしょうね(笑)。

 

今日はズレた時期の八重桜一本だけの花見でしたが、芦屋川の豊かさが伝わるこのタイミングを逃さず愉しめたことで、大いに精神浄化の気分に満ちています。うん、これぞまさに春の醍醐味というものでしょう。


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