家守りはじまる

〈シンプルな木の家「E-BOX」が形になり、お引渡しを迎えました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は朝から快晴の空のもと、川西市で進めていた木の家づくりがめでたいお引渡しの時を迎えました。Yさん、本日はまことにおめでとうございます。

 

最初に奥さまからKJWORKSへ、家づくりのご相談があったのは今から2年半ほど前のことでした。中古住宅付の土地を入手されて、その家をどのようにリフォーム出来るか、というご相談だったんです。

 

既存の住宅を見せていただき、そこからリフォームプランのご提案をし、しかしやはり既存の建物という制約もあること、そしてローンの金利のことなどもふまえて、途中から建替えの計画になったのでした。

 

しかし、お客さまは東京にお住まいで、関西へ来られるのは年に数回。なので私が打合せのために何度も東京へ伺い、メールや電話では出来ない話をしてきました。その期間がほぼ2年近くあったと思います。

 

実施設計中は担当スタッフの石田とも東京へ行きましたし、またお客さまが関西へ来られる際には必ず打合せを。現場の工程も、敷地でお会い出来るタイミングを元に組んで進める、そんな家づくりになりました。

 

そういう、通常の木の家づくりとは少し違った状況で進めてきたこともあって、お引渡しには一層感慨深いものがありますね。思えば最初は人見知りしていたお子さんたちとも、すっかり仲良しですよ(笑)。

 

そして本日お引渡しを済ませ、現場からお客さまの家になったわけですが、まだすぐにご入居はできません。しばらくはKJWORKSで管理をさせていただき、ご入居の日まで「家守り」をおこなう予定です。

 

私が時々訪れて、風を入れたり、各部をチェックしたりといった作業をおこなうことになっています。そしてその期間中は「家づくりをお考えの方に役立ててください」とのありがたいお言葉をいただきました。

 

ということでしばらくの間、お客さまのお宅ですがモデルハウス的な感じで、この「E-BOX」という木の家、皆さんに見ていただけます。通常はお引渡し前の一瞬のタイミングしかないので、とても嬉しいこと。

 

芦屋の私の事務所「木の空間」もそうですが、やはり現物に敵うものはありません。木の家が五感に訴えかけてくるその魅力は、実際の空間の中に身をおいてみることでしか体感できないものですから。

 

家づくり検討中のお客さまからご要望があれば随時ご案内をしますし、私もまたFacebookでイベントページなど立ち上げようかと考えております。「山口と一緒にE-BOXを見に行きませんか?」という感じで。

 

総二階で真四角な平面形の、コンパクトな木の家です。でもそのシンプルな形の中に詰まっているものには、お客さまと私の2年にわたって繰り返した打合せの中身が、ぐっと凝縮されていると思う次第。

 

お引渡しは現場の終わりであり、「家守り」の始まりでもあります。今回はご入居までの番人の役目も兼ねた家守り、一層気を引き締めて臨みつつ、その魅力を皆さんにお伝えできる機会をつくっていく所存です。


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