交わす言葉

〈独りでご飯を食べる時にも、廻りから挨拶が返ってくるのは嬉しいことです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は、朝ご飯で娘から指摘されたことを、皆さんにお尋ねしてみたくなって書いています。それは、家族の間での挨拶のこと。きっとご家庭によってその方法は色々なのではないかな、と思ったものですから。

 

冒頭の写真は今朝の私の朝ご飯です。我が家では朝ご飯を食べるのは私が一番早いので、一人で食べます。晩ご飯は家に居る全員で一緒に食べますが、朝ご飯は家族5人とも、食べる時間がばらばらです。

 

家族全員での食事は、一緒に「いただきます」を言うのが普通だと思います。では、自分以外の誰かが食べて自分は食べていない時、他の人の「いただきます」に対して、皆さんのご家庭では何か言いますか?

 

我が家では私が朝ご飯を食べる時「いただきます」というと、必ず奥さんが「はいどうぞ」と言いますね。「ごちそうさま」する時には子どもたちも居て、たいてい末っ子が「ようおあがり」と言ってくれます。

 

この「いただきます→はいどうぞ」、「ごちそうさま→ようおあがり」は、私にはごく普通の食事時の挨拶で、小さい頃から母がずっと言っていたのが、染みついているんですね。そして家族にも伝染(?)した。

 

奥さんと結婚した当初、「ごちそうさま」と言うと「おそまつさまでした」と返ってきました。その改まった感じにちょっと驚いたものですが、これはこれで宮崎のお義母さんから伝わった食事の挨拶でした。

 

私の感覚では、「おそまつさまでした」は食事をつくった人が食べた人に返す言葉かと。対して「ようおあがり」は、調理した人でなくても誰でも言える感じがしますし、実際我が家では皆言っていますね。

 

そしてついに先日、末っ子が「ようおあがり」の後で「こんなん言うのうちだけ?友達の家はそんなん言わへんらしいで」と訊いたんです。なるほど、彼女も己の普通が他の普通ではないと知ったらしい。

 

「お父さんお母さんがずっと言うてるから、皆そうやと思ってた?」と返したら、「友達がそんなん言わへんって言うから、うちは変わってると思った」と。私も他のご事情は知りませんから、そうなのかも。

 

でも、きっと色んなご家庭があるのだとは思いますが、こうして食事の始まり、終わりに交わす言葉が家族のなかにあるのは、それ自体とても豊かなことですね。末っ子の疑問から改めてそう想った次第。

 

なので彼女にも「いただきます、ごちそうさま、にお返しする言葉がある方がいいやんか、きっとつくった人も食べた人もその方が嬉しいで」と言っておきました。まあ末っ子も言うのが嫌なわけではない様子。

 

ちなみにここまで書いて「ようおあがり」をググってみたら、「よろしゅうおあがり・よろしゅうおあがりでした」は関西圏でよく使われているらしい。今までそんなこと調べようなんて思いませんでしたが。

 

となると、長崎出身の母もまた父の習慣に馴染んだのか。我が家は短縮形なのか。では「はいどうぞ」はどうなのか。今までの自分のあたり前がちょっと気になってきましたが、まあ変わることはないでしょう。

 

さて、皆さんのご家庭ではどんな、食べる人とそれ以外の人の間での交わす言葉が使われていますか?きっとどれも、あった方がよい言葉、なにかほっとする言葉なのだろうな、そんなことを想像しています。


「交わす言葉」への2件のフィードバック

  1. 山口さん、こんにちは。

    頂きます! → はいどうぞ。
    ご馳走様! → はーい。

    息子は私が返事するまで何度も言い続けます。
    よーおあがりは、聞いたことがありましたが、ご馳走様の返しとは、初めて知りました。
    お家によって色々で面白いですね(^^)

    1. あいこさん、コメントありがとう。
      家によって違うけど、あまりそういうことは話題にしないので、やってみました。

      息子さんにも「言葉を交わす」ことが身についているようで、何よりです。

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