姿勢とアイデア

〈時々、あえてやる自宅作業。集中ではなくリラックスが効果的な場合には良いものです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は朝一と夕方に人と会う以外は、ちょっと思うところがあり自宅で作業をしていました。このところずっと事務所で助成金関係の図面や資料づくりをし続けているので、気分を変えるという意味もあって。

 

ただ、作業の効率を優先するなら、やはり事務所のほうが良いに決まっています。てきぱき作業したい時にわざわざ自宅でやったりはしません。今日はそうではなくて、イメージを膨らます志事だったんです。

 

例えば間取りなどのフリーハンドスケッチを描く、お客さまが記入された「家づくりNOTE(家づくりのご要望を書くもの)」を読んでインプットするといった作業は、集中の前にリラックスが求められます。

 

このような作業には必ずしも「デスク」は必要でないので、自宅でそうした志事にいそしむ時、私はソファに座って画板などを活用しながらやったりします。これが、実は事務所では出来ないことなんですね。

 

冒頭の写真、青いのがそのソファで、向こうに見えているのがダイニングテーブル。パソコンを使う作業はダイニングテーブルでやりますが、今日はソファで寛ぎながら、色々とイメージングを楽しみました。

 

思うに、何か作業をする時の人間の姿勢というのは、その作業内容の達成度に大きく関係していますよね。立ってやること、座ってやること(それも床なのか椅子なのか)、寝転がってやること、それぞれに。

 

私の志事は基本的に座業ですが、「デスクワーク」という言葉がある通り、PC作業や何か書きものなら、椅子に座ってデスクあるいはテーブルに向かっておこなうのが最も効率的だとされているようです。

 

でも、何かをイメージしたり、アイデアを出したりする志事の場合、いつものデスクワークの姿勢では、頭もいつも通りの「集中モード」になって創造的にはなり難い、というのは間違いなくあると思いますね。

 

なのでソファに座り、時には寝転んで、いつもと姿勢を変えてやることで気分も変わるし、楽な姿勢をとればおのずと精神もリラックスしてくるものでしょう。そこからクリエイティブな思考が生まれてくる。

 

ちなみに我が家のソファは造付けで、長さ3mあります。座面下部が引き出しで収納を兼ね、背もたれをはずすと来客用のベッドになる、という仕掛け付き。スペースの有効活用の意味で造付けにしたものです。

 

普段このソファには、対面にあるテレビを観る方々が座っていて、テレビを観ない私は座りません。普段使えていないだけに、一人で自宅作業の時にゆったり座ると、余計リラックスするんですね(笑)。

 

ソファで寛いでやっていると、食後などは眠くなってくることもあります。でも、それも実は狙いのうち。うとうとしている時や寝覚めの時などに、思いがけずよいアイデアが出たりすること、ありませんか?

 

私は、例えばどうしてもまとまらなかった間取りが、ぐっすり眠った次の朝に簡単にかたちになった、という経験を何度もしていますので、考え続けたあとの眠りやぼけっとする時間の大切さを知っています。

 

それはやはり脳がリラックスした時に、インプットされていた情報が無意識の領域で結合されるのだろうと思っていて、ソファでリラックスした姿勢でやることも、そういう効果を誘発してくれる気がしますね。

 

果たして今日も、ちょっと面白いアイデアが出ましたよ。この最初の「芽」を捕まえるのが難しいのは、ものづくりの方ならよくご存知のこと。寛いでやる自宅作業、それなりに効果をもたらすのであります。


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