道の駅にまなぶ

〈心地良いお天気の中、何やら楽しげな場所に寄り道してきました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。今日も気持ちよさそうな写真を、多めで。

 

今日は午前中、所用で三田市の方へ。そしてその帰り、お昼をどこで食べようかと思いながら車で走っていて、ある場所のことを思い出したんです。さっそく寄り道することにしたのが、冒頭の写真のところ。

 

「神戸フルーツ・フラワーパーク」をご存知でしょうか。平成5年オープンの「花と果実のテーマパーク」で、私も昔家族で行ったことのあるところ。それがこの3月末から「道の駅」に変わっているんです。

 

そのニュースを聞いてちょっと驚きましたが、その移行に併せて出来たという「道の駅」的な新しい施設「ファーム・サーカス」にはかなり興味が湧きました。今日それを思い出し、立ち寄ることにしたんです。

 

興味が湧いたのは、その建物も楽しそうだったのと、ここ芦屋では有名な「野菜王子」ことCAの福原さんが運営責任者だというのも聞いていたから。CAは事務所ご飯の食材(野菜)でよく利用していますので。

 

「神戸の食生活が体感でき、地産地消が遊べる道の駅 FARM CIRCUS」ということで、こんな看板も。

 

建物は3棟に分かれ、マーケット、カフェ・雑貨、レストラン。どれも白と無垢の木の色とで外観が統一されています。青空に映えて清々しく、とても洒落ている。よくある道の駅とは一線を画す感じですよ。

 

冒頭の写真で一番手前のこれがマーケットです。美味しそうな野菜、様々な食材、神戸のお酒の品揃えも。

次がカフェ・雑貨などのお店。軽食もできるここで、お昼はカレーをいただきました。

最後がこれ、イタリアンレストランで、平日にもかかわらず満席でしたね。

カフェの内部はこんな感じ。集成材を使った木造金物工法の建築でした。

カレーをいただいた無垢板のテーブルには、こんなプレートが。これも地産地消のひとつですね。

 

今日立ち寄ったのは、その雰囲気を楽しみながらお昼を食べることがメインの目的でしたが、実はプロとして別の興味ある部分も同時に思い出したのでした。それは、外部デッキ材料のチェックです。

この足元のデッキの材料。左側には「足湯」もあって、そのベンチやテーブルも同じ材でした。

ちょっと「段差注意」の張り紙が残念な感じですが…。

 

この素材は「KEBONY(ケボニー)材」とのこと。KEBONYとは「ソフトウッドをハードウッドにする技術」のことだそうで、「持続生産可能な唯一のハードウッド」と謳われているあたりが気になるのです。

 

イペやウリンなどの外材、それも違法伐採の木材に頼らず、国産の間伐材などを上手に活かして高耐久の木材をつくる。そういう未来につながる技術として、かなり可能性があるのではないかと思っている次第。

 

見て触ってみて、確かに「木目の粗い木が硬くなっている」のがわかりましたし、面白いと感じました。ただしこのデッキはビスがステンレスではなく、すでに錆び始めていたので、そこが残念と言えば残念。

 

いま私自身も、木の家だけでなく色んな「木の施設」をつくる方向へシフトしている感覚があります。なのでそうした不特定多数利用の建物の良き事例を自分で体感するのは、何より参考になりますね。

 

そんなことで、学びと愉しみの時間を過ごしてまいりました。何といっても、〆切に追われずにこうして気楽に寄り道できるというのが嬉しくて、なおさら清々しい気分を満喫できたのが何よりでした(笑)。

 

ファーム・サーカスは出来てまだ2ヶ月。今後、外壁の板の経年変化で雰囲気がどうなるか、そこがまた色んな意味で楽しみですので、三田へ行く時には今後も折りにふれて寄ってみたいと考えています。


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