囲いは青葉で

〈外構工事の大きなポイントである塀も、建築や庭と呼応するような良いものにできそうです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

先日来リフォーム工事を進めております「木の保育園」、建物内部の方は大詰め、いよいよ外構工事の方にも着手しはじめる算段です。今日は、その内容について職方さんとの現場打合せだったのでした。

 

外構工事の中で、家との関係性が目立つものと言えばやはり「塀」の類ではないでしょうか。敷地境界に建って周囲からのプライバシーを守りつつ、家の雰囲気に合ったものにしたいといつも考えています。

 

KJWORKSでよくつくるのは「板塀」です。アルミ角パイプで支柱を立て、そこに横方向に板を張っていきます。ポイントは板と板の間を少し透かすこと。これで板もよく乾いて長持ちし、風も通るというわけ。

 

しかし今回は、お客さまからご要望がありました。「壁面緑化のような緑の塀にしたい」と。さあ、どういうものをつくろう。いつぞやこのブログにも書いたりしましたが、未経験だけど、見たことはあるぞ。

 

こういう壁面緑化・塀の緑化には、大きく分けて2つのタイプがあるようです。ひとつは植物入りポットをいくつも壁面や塀の面に装着していくタイプ。これは最初から緑豊かに仕上がりますが、世話はかかる。

 

もうひとつは、地面に植えた植物が伸びて絡みついていくのを待つタイプ。蔦とかヘデラなどを這わせやすいよう、網目状になっています。これは時間が掛かりますが、地植え植物ですから、世話は楽そう。

 

そういう話をお客さまとして、今回は「蔦が絡まる」タイプで行くことになりました。さて、ではどういう製品があるか。調べていた私に、お客さまから「こういうイメージ」と写真が送られてきました。

 

今日の冒頭の写真は、その送られてきた事例の場所に行って私が撮ったものです。ボカしていますが、ある会社さんの道路に面したサインが緑化の塀に取付けられている。ヘデラが満遍なく這って、いい感じ。

 

たまたまですが、私が調べていたモノと教えていただいた事例は、同じものでした。蔦が絡まりやすいよう、網目が立体構造になっていて、その用途をしっかりと満足できるようなつくりになっています。

 

何より、この素晴らしい緑化の具合が、製品のクオリティの高さを物語っていますね。「理想のイメージ」とお客さまが言われたのもわかります。上手く実現しなかった壁面緑化は、とても物哀しいですから。

 

今回のリフォーム工事の現場は、元々がご自宅だったこともあって、素晴らしく緑豊かなお庭があります。そこが子どもたちの園庭となり、そしてその境界も青葉で囲われたメッシュタイプの塀に生まれ変わる。

 

本当に緑豊かな、まさに街中のオアシスのような「木の保育園」になってくれそう。今日のこの緑化塀の決定で、その全体の姿が見えた気がした私です。さあ工事はあと少し、スパートかけて行きましょう!


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