戻ってきた時間

〈めずらしく夫婦で外食しながら語り合うひとときでした。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。まことに申し訳ございませんが、今日はちと酔って書いております。先ほどまで奥さんと外食をしていたものですから。

 

今日は私は外からの直帰で、七時半頃に帰宅しました。そうしたらちょうど奥さんも同じ時間に帰ってきたんです。私が晩ご飯をつくる日以外はだいたいこんな感じで、私はもっと遅いことが多いですね。

 

珍しく同じ時間に帰ってきて、なおかつ今日は長女と長男はそれぞれに友人との会食やバイト先で、晩ご飯は済ませて帰る、という状況。そういう時、私はこう言います。「たまには外で食べるでもいいよ」と。

 

本当は奥さんの料理を食べたい気持ちもあるのですが、同じ時間に帰ってくるということ自体が少ない共働きの夫婦ですから、そういう時くらいはちょっと楽をしてもらってもいいかな、と思うんですね。

 

今夜は3人だし、外で食べる?と末っ子に聞いたら、彼女は気が乗らない様子。ならば、と私が彼女用に急いでパスタ一人前をつくりました。今夜はそれを食べてもらって、夫婦で近所の気になっていた店へ。

 

豚肉が売り物のお店、冒頭の写真はローストポークと、野菜を豚肉で巻いた串の蒸し焼き料理です。他にもスペアリブや軟骨の煮込みなどなど、夫婦で色々と語りながらお腹いっぱい食べてきました。

 

とにかく、夫婦二人で晩ご飯を食べるということ自体が非常に珍しいことで、普段はとにかく子どもたちに晩ご飯をつくって一緒に食べる、という日々です。週に2日くらい私が担当で、それ以外は全部奥さん。

 

でも、私が一人で志事をするようになって、ようやく晩ご飯の手伝いができるようになりましたが、それまではずっと彼女一人でやってきた。ずっとフルタイムで働きながら、どれだけ大変だったことでしょう。

 

今までずっと背負わせてきたその苦労、やっとほんの少しずつ減らしてあげられるようになってきたんです。私自身の時間の使い方からも、そして子どもたちが徐々に手を離れるようになってきたことからも。

 

夫婦2人で時間を過ごす、そんなことが結婚23年目にして、少しずつまた戻ってきた感じがしています。なので今日のようなタイミングには、せっかくのその機会をうまく活かしたい、そう思う次第。

 

子どもたちの前では話しにくいことや、職場での愚痴も2人なら安心して話せますね。食事を楽しむということだけでなく、そういうガス抜きの効果もあるなあ、そう感じました。これ、結構大事なことのはず。

 

やっぱり、家族にはいつも出来るだけ笑顔で元気にしていてほしいし、何と言っても奥さんはその筆頭です。美味しいご飯でお腹いっぱいになって、普段できない話もして、少しでもすっきりしてくれたら。

 

何だか惚気のようで申し訳ありませんが、こんな風にだんだんと夫婦の時間が戻ってくるという事態、私と近い世代の皆さんには実感としてその変化をよく御理解いただけるのではないでしょうか。

 

そのことに妙に戸惑うことなく、素直に愉しめたらいいですね。子ども達が離れていく代わりに、戻ってくるもの。その時になってみないとわからない新しい面白さ、私も50にしてまたひとつもらった気分です。

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