積まれた家

 

ご愛読、ありがとうございます。

 

今日はわけあって東京にいたのでした。あいにくの雨でしたが、スカイツリーも出来たことだし、と思って、少し浅草に立ち寄ったのです。

 

浅草といえば、皆思い浮かぶのが「雷門」だと思いますが、そのすぐ目の前に、ちょっとへんてこな建物が出来ていたので、チェックしてきました。

 

写真がそれ、名称は「浅草観光文化センター」です。何だか、平屋の家を積み重ねたような感じの、独特の外観をしていますね。

 

それに、建物の外部に縦に走っているのは、どうも木製のルーバーのようなものです。この写真の角度ではガラス張りのようですが、少し角度を変えると、結構な分量の木が外壁に見えてきます。

 

観光文化センターということで、中にも入れました。内装にも、木が多用されていますね。最上階にはカフェと展望テラスがあって、それこそスカイツリーがすごくよく見えます。

 

この変な建物、設計は隈研吾さん。今や安藤忠雄さんと並ぶ知名度の建築家です。これは、設計コンペを勝ち抜いて出来たものなんだそうですよ。

 

遠くにスカイツリーを望み、目の前には雷門。目立つことが求められる、とさえ言えそうなこの場所で「積まれた家」という形が提案されたというのが、面白いと思いました。

 

外観も、単に箱型のビルに木のルーバーが付いているのと違って、「家型」の形に分節されているところに付いていると、妙に馴染んで見えるんです。不思議ですね。

 

実際にはこんな風に家を積むことなどあるはずがないのに、それほどまでに我々の脳には「家」というものの外形、見え方が刷り込まれているのか、と感心してしまいました。

 

良くも悪くも話題を呼びそうな(もう呼んでいる?)建物だと思いますが、家づくりに携わる者には、ちょっと刺激的で面白く感じられました。私としては、その発想に「座布団一枚!」ですね。


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