壁の厚み

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家の設計士、山口です。

 

KJWORKSの木の家「木想家」では、なるべく広がりのある間取りをつくりながら、構造上必要な壁をどこにもうけるか、というのがプラン上の大きなテーマになっています。

 

「木想家S」では、BOX型の平面を基本として、構造上必要な壁は外部に面する「外壁」にしかありませんので、内部の壁は、単なる間仕切りの役目のみ、ということになります。

 

ですから、間仕切り壁の厚みは薄くすることも、厚くすることも自由にできますし、場合によってはその「厚み」を上手に利用して、面白いことができたりします。

 

例えば「ニッチ」。壁の一部が凹んだようになった場所のことですね。そこがちょっとした飾り棚になったり、あるいはインターフォンなどを出っ張らずに取り付ける場所になったり、色々と工夫して楽しめます。

 

冒頭の写真は、先日完成した木想家です。「壁の厚み」を利用した、こんな面白い場所がつくられていましたよ。

 

これは途中までの高さの「腰壁」ですね。視線は遮らず、でもうまく階段を隠して、なおかつスイッチやコンセントなどをつけるようになったものです。

 

そしてこの腰壁の厚みを利用して、ちょっとした棚がつくられています。下の段は飾り棚や本棚にいい感じ。そして上の棚は、マガジンラックになっていますね!

 

家族の間の一角に、壁の厚みを利用して、ちょっとした収納や飾り棚。こんな素敵な事例を見ると、楽しくなってきます。他にも工夫次第で、色んなことができそうですね。

 

一軒一軒違う木の家。その家ならではのこんな可愛らしい場所。それをお客さまと一緒に考えるのも、設計者の楽しみのひとつ、なのであります。

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