ご近所への心遣い

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日は前日の雨も朝にはあがって、とても気持ちのいい天気でした。そんな中、「Ydさんの家」の上棟式が執りおこなわれました。Ydさま、まことにおめでとうございます!

 

上棟成ったこの木想家、プランの時から私が考えていたことがあります。最初に敷地を見た時、北側の隣家のお庭がこちら向きにあり、お隣の掃出窓やバルコニーも、こちらに向いていたんですね。

 

北側の家が最初にあって、その南側の土地に建てる家。本来ならこちらも南側を空け、建物をいっぱいまで北側の隣地境界まで寄せて建てて、庭を少しでも広く確保したいところです。

 

でも、それでは北側のお宅は2階分の高さの建物の影になってしまいます。実際のところ、周辺の敷地ではそうなってしまっているところもありました。とても悲しいことですね。

 

そもそも南側の敷地にどんな家が建つかを全く考えないで北側の家を計画すること自体、つくり手がそんな家づくりの提案をすること自体が、非常に問題なのだと思いますが…。

 

でも、先に建っている北側の家は、「お隣さん」なのですから、後から建てるこちらは、その家に対して何らかの心遣いをしたい。そう考えて「Ydさんの家」は、北側に下屋(平屋の部分)を出したプランにしたんです。

 

冒頭の写真、上棟してその姿がわかるようになりました。建物自体は北側に寄せていますが、2階建ての部分は一番北側にはなく、そちらには高さの低い下屋が出る。これで、北側の敷地への影の落ち方は、ずいぶんと違うはず。

 

家はその家だけで建っているわけではなく、街の一部であり、「ご近所」の中のひとつなんです。周辺の家々に、そしてそのご家族にいくらかでも配慮して建てることは、とても大事なことだと思います。

 

そうした家づくりの際の心遣いは、きっとこれから、住まわれてからのご近所さん方とのおつきあいを良好なものにしてくれるはずですよね。

 

それもまた、Ydさんの家でKJWORKSがご提案できた、「暮らしを実現する」ことのひとつだと思います。昨日はそれを上棟式で再確認でき、私はとても嬉しかったのでした。


「ご近所への心遣い」への1件のフィードバック

  1. こんばんは。
    隣地関係はとてもナーバスなものですよね。
    私も隣地の境界に関する業務なので、よくわかります。
    「そこ」に住む方のことを考えて行動することを重要視しています。
    (#^.^#)

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