阪神よいとこ:萌黄の館

2014-05-01 17.14.13

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日もよい天気でした。私はモデルハウスで作業をしながら、ご来館のお客さまの対応をさせていただく当番でしたが、外があまりにも気持ちよさそうなので、ちょっと悔しい気分でした(笑)。

 

心地よい春の風の中、木洩れ陽を感じながら外で過ごす。残念ながら今日は室内でしたが、今年の春はなるべくあちこちでそれを体感しようと決めています。先日神戸方面でもそういう想いをしてきたので、そこを今日は「阪神よいとこ」としてご紹介しましょう。

 

冒頭の写真がその場所。神戸北野の異人館街にある「萌黄の館(もえぎのやかた)」です。以前一度、「異人館でラテを」と題してスタバを紹介しましたので、北野は二度目の登場ですね。

 

この建物は、異人館街でもおそらく最も有名な「風見鶏の館」のすぐ西側に建っています。とても象徴的な風見鶏の館に比べると少し控えめな印象ですが、春のこの時期には、最高に気持ちいい場所なんですよ。

 

その気持ちよさが、この写真から伝わりますでしょうか。そう、その場所とは「お庭」です。庭にとても立派な楠の巨樹があり、その木陰でこの異国情緒の建物を見ながらくつろぐ時間が、何とも言えず良いのですね。

 

異人館街の北側にはもう山が迫っていて、そこに住む鳥たちの声が、ずっと聴こえています。葉が風にそよぐ音も。大樹の陰にあるテーブルセットに腰掛けて、しばし視えるもの、聴こえるものに感覚を委ねていると、とても心が安らいできます。

 

明治36年(1903年)に、アメリカ総領事のハンター・シャープ氏の邸宅としてつくられたこの建物、昔は「白い異人館」と呼ばれていたそうで、その名の通り白い外壁だったのです。ですが1987年の修理で、建設当初の外壁の色に塗り替えられ、以来「萌黄の館」と呼ばれているとのこと。

 

萌黄(萌葱とも書く)という色は、鮮やかさをもつ黄緑色系統の色です。そしてこの色の名は、春に萌え出る草の芽をあらわすという、そんな色なんですね。どうでしょう、まさにぴったりな感じではありませんか。

 

私の写真の色合いがあまり良くありませんが、この季節、この異人館の庭は、まさに萌黄の色彩に包まれたかのようになるんです。春の風、森の声を感じられるお庭でのひとときは、まさに「季節の贅沢」を味わうがごとし。

 

建物自体もとても素敵ですし、2階のベランダからは、神戸港までが見渡せる絶景の眺望。そのどちらもが楽しめるこの時季が、もっともこの萌黄の館の輝くころだと思いますね。

 

もしこの連休中に神戸へと行かれることがあれば、風見鶏の館と併せて、是非その「萌黄の庭」を体感してみてくださいませ。そのあまりの心地よさ、安らぎに、眠くなること請け合いであります。


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