阪神よいとこ:スガハラショップ芦屋

2014-05-08 12.34.52

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

ガラス食器が好きな方なら、よくご存知ですよね。「Handmade Glassware」をコンセプトに掲げて、とても美しいガラス器を世に出しておられる「sghr」ことスガハラのことを。

 

同社は、正しくは「菅原工芸硝子株式会社」という名前。その創業は昭和7年という老舗なんです。本社は千葉の九十九里にありますが、アンテナショップとして「スガハラショップ」をいくつか展開しています。

 

スガハラショップは、本社のある千葉以外では、日本全国に6つしかありません。東京の青山に2つ、仙台、大阪の梅田と阿倍野、そして今日ご紹介する「スガハラショップ芦屋」です。

 

ここは、JR芦屋駅から歩いてすぐ。私がこの夏から志事をする、KJWORKS阪神からも歩ける距離です。先日も少し覗かせていただいて、阪神開設のご挨拶をしてきたんですよ。お客さまの「暮らしの実現」には、「食」にかかわる器の知識も大切ですから。

 

冒頭の写真もその時撮ったもの。ちょうど模様替えの時期らしく、少し品数が少なめでしたが、でもやっぱり、同社の特徴である無駄のないフォルムと、なんとも言えない微妙な色合いの色ガラスの魅力は変わりません。

 

しばらくゆっくりと眺めつつ、阪神事務所が動き出したら、お客さまに冷たいお飲み物を出すのに、こんなグラスがいいなあ、なんて、今回はちょっと品定めもしてまいりました(笑)。

 

同社のこだわりは、「ハンドメイド」。全てがオリジナルデザインであり、全てがガラス職人の手によってひとつひとつ生み出されているんですね。同社のHPに、私の好きな文章があるので、ご紹介しましょう。

 

「ガラスは生きている」「ガラスと会話する」 ちょっと不思議に思うかもしれませんが、 スガハラのガラス職人たちは、あたりまえのようにそう表現します。

灼熱の液体であるガラスには、最高に美しくなる瞬間があり、その一瞬を逃さずに捉え、カタチにする。
無限の可能性を持つガラスの特性を最大限に引き出す。 独特の輝きと流れるようなフォルムの創出。
それらのために職人たちは日々、ガラスと向き合い、 また、ガラスの”声”に耳をかたむけているのです。

 

これを読んで思いますが、「ものづくりの心」というのは、素材がなんであれ、皆おなじですね。その素材の特性を上手に活かすことこそ、良きものづくりの根底にあるもの、だということが。

 

そしてそのためには、素材の声に耳をかたむけることが何より大切。より深く素材の声を聞いたものが、それを「活かす」ことができる。これは、建築という大きなものでも、全く変わりません。

 

スガハラショップ芦屋の店内を歩きながら、その美しい色彩とフォルムを味わっていると、職人さん達が溶けたガラスから何を聞いたのか、その「つくり手を導いたもの」を教えてほしくなります。

 

スガハラの九十九里にある工房内では、ガラス制作体験教室も開催されているようです。ガラスの「熱さ」「やわらかさ」を感じていただくために、実際の製造現場で、とHPにありました。

 

自分もやってみながら、職人さんの話を聞いてみたい。いつか足を運んでみようと思いつつ、美しいガラス器にまた癒やされていた時間でした。


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