KJ阪神に向けて:無垢板えらび

2014-06-18 15.34.45

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

KJWORKS阪神の新しい事務所では、私は「デスク」で志事するつもりはありません。日々の作業も、お越しくださったお客さまとの打合せも、すべてテーブルでしようと思っています。

 

デスクにするといかにも事務所っぽくなるし、私はそこを常に整理整頓しておく自信がありません(笑)。つい散らかしてしまいそう。となれば、テーブルで全てを済ます方がいい。そう思ったんです。

 

お客さまの打合せもおこなうテーブルなら、作業の後は必ず片付ける必要があります。そういう状況で志事する方がすっきりしていいし、お客さまに木の家のダイニングテーブルを想像していただけるのもいいですね。

 

ですから、このテーブルはとても大切。日々の家づくりでも、お客さまに「暮らしの中心」としてのダイニングテーブルの重要性をいつもお話していますが、木の家のモデルルームでもある新事務所でも、それは全く同じです。

 

ということで、このテーブルはKJWORKSが在庫としてもっている無垢板を使って製作します。今日は、そのための素材となる無垢板をチェックしていたのでした。冒頭の写真は、その様子です。

 

この3月に「巨木の呼ぶ声」と題しても書きましたが、メインとしては、楡(ニレ)の幅広の板を使います。写真では一番左側のものですね。この板の大きな存在感にすっかり惚れ込んでしまったんです。

 

その持ち味を活かしつつ、必要な寸法とデザインを満足するための、他の材を選びました。栃(トチ)、欅(ケヤキ)、榎(エノキ)などいくつかの板を出してみて、色々と思案、思案。

 

このテーブルは、お客さまに無垢の木の良さを伝えるものであって、なおかつ「木によって持ち味が違う」ことをもお伝えできるものであってほしい。なので、あえて樹種を混ぜて使うつもりです。

 

床の無垢板はブラックチェリーなので、それとの相性も考えつつ、色々と並べ替えたりしながら、選ぶことを自体をしばし楽しませていただきました。やはりこの板はいいなあ、なんて撫でさすりつつ。

 

節とか割れとか黒ずみとかは、あまり気になりません。それこそが木が生きていることだと思いますし。ですので、とても綺麗な板は、お客さまの木想家のために使ってもらえばいい。今日は色々見て触って考えた末、少しそういった癖のある板を中心に、何枚かを選びました。

 

それらの板は、今度は家具工房の方へ運ばれます。次は職人さんと、この板をどう切って使うか、どう組むか、どう仕上げるかを打合せすることになります。それもまた非常にエキサイティングな時間なんですよ。

 

永い時間を生きてきた樹の生命をなるべく無駄にしないように材を使って、同じく永い時間の使用にたえるテーブルで、KJWORKS阪神のお客さまをお迎えしたい。そんな想いで、じっくりと愉しみながらつくっていく所存です。

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