家づくりのコンセプト

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私たちKJWORKSのつくり手としての願い、それは「ずっと住み続けていただく」ということに尽きます。長持ちする家、ではなくて、住み続けられる家。

 

欧米に比べて日本の住宅寿命は短いといいますが、それは「長持ちしないから」ではない。「住み続けてもらえないから」だと私は思います。「すぐに壊されてしまうから」なんです。それは、単なる耐久性の問題ではありません。また、単に「木の家だからいい」というものでもない。

次の世代に壊されることのない家、住み続けられる家をつくるために重要なこと、それには3段階のステップがあると、私たちは考えています。

 

まず最初のステップは、「性能を確保する」こと。

これは技術的、数値的な部分で、構造強度や耐久性、断熱性などの性能を満足させるということです。今やもうあたり前のレベルであり、長期優良住宅など様々な基準ができてきていますね。

 

次のステップは、「変化に寄り添う」こと。

永く住むことを前提に考えると、住まい手である家族の姿は時間を追うごとに変わっていきます。それに追随していける、融通無碍な家、フレキシブルな家でなければ、すぐに住みにくくなってしまう。この部分で、後から手を入れやすい木造住宅は大きな利点をもちます。

しかしそれだけでなく、これには「間取り」が大きな役割を担っています。「家族の間(LDK)」を暮らしの中心と位置づけ、廊下をなくし、個室まわりは間仕切りを自在に替えうる、そんな間取り。

間取りは家づくりの根幹を成す、もっとも大切なものだと考えます。

 

そして最後のステップ、私たちが最も大切だと思うこと、それは「家を愛してもらう」こと。

日本の家の寿命が短いのは、家が愛されていないからだと思うのです。不平不満をこぼしながら住まれた家は、次の世代には建て替えられてしまう。つくり手としてこれほど悲しいことはありません。

木の家、自然素材の家が素晴らしいのは、暮らしに安らぎを与えてくれるから。人の五感に訴えかけ、外の世界から人の身体だけでなく、心を守ってくれるから。これも「愛される家」の条件ですね。

家を一緒につくる、ということも非常に大切。土地選び、間取りづくりから始まり、本当に細かいところまで、つくり手と協力して家のあり方を決め、納得して建てた「わたしの家」。その愛着ある暮らしを見て育った次の世代が、その家を壊すでしょうか?

 

こんな3つのステップを経てつくられた木の家には、ご家族代々の想い出が宿り、ずっと住み続けられていく。私たちが家づくりでおこなっていることとは、まさにそのお手伝いなんです。

 

 

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